バイリンガル - 理系への道

息子は高校1年生で、日本の教育に戻ることになり、3年間でかなり日本語のボキャブラリーが増えました。

日本の教育といっても、普通の高校ではなく帰国子女受け入れ校の国際高校だったので、日本独特の年齢による上下関係などはあまりなく、比較的スムーズに適応できたほうだと思います。


といっても、義務教育年齢のほとんどを海外で過ごした息子にとって、カルチャーショックみたいなものはあったようで、最初の頃はかなりとまどったこともあったと想像できます。


学習面で一番たいへんだったのが、全ての教科、理系科目も含めて、テストの答えは漢字で書かないと減点されてしまうことです。


物理も化学も学校で習う用語は、フランス語しか知らないので、まず日本語の用語を覚えて、それを漢字で正しく書けるようにすることから始まりました。


暗記中心の日本式勉強に慣れていないということもあってか、たくさんの用語を暗記してきちんと漢字で書くという日本人なら当たり前のプロセスをかなり重荷に感じていたようです。


それもあってか、理系科目しか勉強しなくなり、理系の大学に通うことになりました。




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第二外国語はフランス語 - 大学編


4月から大学生になった息子ですが、第二外国語はフランス語を選択するようです。


思えば高校生活が始まるとき、フランス語を選択する機会があったのに、頑に拒否。


もう話せる言語を学んで何になるんですか?


と上から目線で、中途半端な学習量のスペイン語を選択。



そして、11才頃からフランスでスペイン語をやっていたとは思えない点数をたたき出し、やる気全くゼロ状態に。


学年が上がるにつれて、GPAの大切さに気づき、やっぱりフランス語にしとけば良かったと後悔しても後の祭りでした。




そして、3年後、大学生になって、単位がとれなくて留年の危機になるリスクを少しでも減らすために、今回は素直にフランス語を選んだようです。



数学、物理に苦戦するだろうから、ひとつくらい息抜きできる科目がないとね。(笑)








バイリンガルというけれど



息子がフランスに住んでいた頃は、現地校で日本人の友人がいなくても、日本語の心配はあまりしていませんでした。

日本の学校で習う学習内容は、日本から取り寄せている通信教育で、小学校で習う内容は、なんとなくわかっているようでしたし、耳年増?なのか、話す内容も年齢と共にそれなりに成長しているようでした。

こちらで中学生になってからは、学校の宿題やテスト勉強もあるので、日本の教材は付録の冊子を読むくらいで、問題集にじっくりと取り組むことができなくなりました。

それでも日本語の補習校に通わなかったのは、まずはしっかりと当時の学習言語のフランス語を身につけてほしかったからと、補習校がある水曜日や土曜日は、どちらもサッカーの練習日だったので、時間的に難しかったということもあります。

今から思えば、補習校に通うことで、日本人のお友達にも出会え、日本語のボキャブラリーが増える相乗効果で、フランス語にも役立ったかもしれません。

また、本人自身のアイデンティティの確立のためにも、母国の学校の勉強を、ひとりぼっちでやるのではなく、同じ目的を持った他の子供たちと一緒に、母国の文化や言語に触れあうということには大きな意義があったのではないかと思います。



今は日本の高校生となり、フランス語に触れる機会が全くなりなりましたが、この春から週に1回だけフランス語学校に通っています。

補習校代わりといってはなんですが、フランス人の先生の授業を受けられるのは、ありがたいことです。

2年のブランクがありますが、この2年間で日本語のボキャブラリー(時事用語など)が増えたと思われるので、フランス語との相乗効果を期待したいと思っています。


バイリンガルといっても、日常会話ができるレベルなのか、どちらの言語でも高等教育を受けることができるのかなど、目標は人それぞれ。


いずれにせよ、語学は使わないと錆びるのも早いので、フランス語の補習校?に通う決心をしたのは、大正解だと思います。




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ダブルスクール始めます。


日本帰国当時は、Facebookのフランス人の友人たちにも、わざわざ英語で、もうフランス語は話せない(話さない?)宣言までして、日本語どっぷりの生活に突入したのでありますが、丸二年が経った今、どういう風の吹き回しか、フランス語を習いたいと言い出しました。


日本の高校の最終学年に入り、受験のことも考えないといけない時期になり、フランス語より学校の成績が先ではないかという思いもないことはないのですが、始めるなら今しかないでしょうということで、ダブルスクールをすることになりました。


2年間のブランクは、本人が思っているより大きいと思います。

なぜなら、小さい子供の時の2年間でもなく、もうすでにある程度の知識や常識を持つ大人になってからの2年間でもないからです。


15才から17才までの、心も体も大きく成長するこの2年間に、学ばなかった、触れて来なかったフランス語の語彙や表現、また深く考察し自分の考えを述べる論証力みたいなものを、教育体制の全く違う日本で取り戻すにはかなりの努力と意志が必要なように思えます。


その反面、この時期に日本で教育を受けることができたことは、日本人としてのアイデンティティを取り戻すのに絶大な効果があったと言えます。


この2年間、水を得た魚のように、みるみるうちに、日本語と日本文化、そして微妙な日本人特有の振る舞い方を自分のものにしていきました。


これがもし、もう少し後からだったら、こんなふうに日本で育った日本人だけの間で、居心地良くいれたかどうかわかりません。


こちらの記事(母語と第一言語の関係について思うこと)で触れたように、日本で生まれ、日本で読み書きの基礎を習い始めた息子の第一言語は、英語やフランス語をどんなに頑張っても日本語です。

どの言語もバランス良くちょうど同じくらい、日常会話もアカデミックな学習言語も同じレベルというのは幻想で、はたからみるとどちらもそこそこできてるようでも、実際のところ、本人なりに得意不得意はあるものです。


これから、今の年齢でできることは、1、日本人としての常識や考え方をしっかり理解すること、2、日本語で年齢相当のアカデミックな分野の文章や話に、きちんとついていって、自分の意見が言えるようになること、そして、それにプラスアルファとして、3、英語やフランス語で頭で考えたことを的確に表現できるようになることだと思います。

このの部分に行き着くには、の母国語での深い理解力がないと、何語を話そうとも薄っぺらい会話しかできなくなってしまうので、高校過程の全教科を日本の学校で学べたのは、これからフランス語や英語を伸ばす上でもたいへん役立つのではと思っています。



ということで、前置きが長くなりましたが、フランス語の学校に通い、ダブルスクール始めます。

フランスの中学までのボキャブラリーとは違う、政治や経済、社会学の語彙にいっぱい触れて、いろんな角度で伸びていってくれるといいなと思います。





義務教育のほとんど全てをフランス語現地校で過ごした息子が、日本の高校生活で感じたことなどあれこれ書いています。

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ルカリュスの日本逆留学日記 目次1


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こちらは、海外子女教育振興財団発行の帰国受験のバイブルです。


帰国子女のための学校便覧 2014―小学校から大学までの入学・編入学ガイド


他にも、こんな本も出版されています。


海外・帰国生のためのスクールガイドBiblos〈2014年度版〉


出版社 / 著者からの内容紹介
海外から帰国して希望する日本国内の小学校・中学校・高等学校・大学を目指す海外・帰国生のための進学資料集。資料はBiblos編集部独自の学校へのアンケートを中心に、学校が公表している最新のデータに基づいて、編集部が各対象別にまとめたもの。
(アマゾンの紹介文より)




<これまでの記事>

日本の教育に戻るタイミング

ゆとり教育と中学受験

小学校5年生で中学生に

超えられない壁 - フランス現地校生活

アウェイで戦うということ

そして帰国受験へ

日本の学校はどこにする?




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やっぱりフランス語

フランス育ちの息子が、日本の学校に通いはじめて、もうすぐ2年になります。


最初は、見るもの聞くもの新鮮で、驚きと楽しさの入り交じったドキドキの高校生活でしたが、

今では、どっぷり日本文化(日本サブカルチャー?)に浸かって、

同じ感覚で笑い合える多くの日本人の友人に出会い、

すっかり日本人高校生男子になったようです。




今までの長いフランス生活の反動?で、授業でもフランス語の選択を拒否し、

持って帰ったフランス語の本も押し入れに押し込んだまま、

日本のアニメや小説に、すっかりはまってしまいました。



おかげで、帰国子女ぽかった日本語の話し方や、発音やイントネーションも

すっかり抜け落ち、私の知らない流行語もいっぱい知っていて

話していても私のほうが教えてもらうばかりになりました。




そんな生活の中、本人なりに思うところがあったのでしょうか。

この春からアフタースクールに、フランス語の学校に行くことになりました。

しかも本人の意思で。。。

帰国以来、フランス語の維持のために、スクールに通うように言ってきたのですが、

全く興味を示さなかったのですが、

息子から、フランス語の学校に行きたいと聞いたときは、

嬉しくて、思わず涙が出そうになりました。




日本で通うフランス語の学校は、

親日家のフランス人の先生ばかりで、

日本人の弱点もよく知っているだろうから

フランス人の生徒と同じレベルを求められた

パリでの学校生活に比べたら

ずっと楽しい授業になると思います。












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DELFジュニア

日本に帰国して1年が過ぎた頃、フランス語を忘れないうちに、DELFかDALFを受けておいたほうがいいかなと思い、受験してみたのがDELFジュニアのB2です。

思い切ってDALFのC1くらい受けてもいいのかなと思ったけれど、ジュニア用の試験があるのがDELFのB2までだったので、中高生がわかりやすいテーマが出題されるジュニアを選びました。



試験なんてめんどくさいと、いやがる息子に、まあまあ、子供用の試験らしいから簡単みたいだよと適当なことを言っていた私ですが。。。



試験を受けて帰ってきた息子に、感想を聞いてみると、


なんだ、コレ。
すごい難しかったじゃないか〜。



と怒られてしまいました。


本人も帰国してすぐに受ければ良かったかもと、自分のフランス語力の急激な低下に気づいたようですが、だからと言って維持するためになにか始める気配は全くなしです。



その後、合格通知が送られてきてほっとしたのですが、無理してDALFのC1やC2を受験しなくて良かったです。



そして、この秋のDALFの申し込みも、気づいたら締め切りになっていたので、受験できず。



でも、今は、フランス語より英語をなんとかしないといけない状況なのですが、本人はのらりくらりとのんびりモード全開で、日本の生活を楽しんでいます。




本当は、こういった対策本をやってから試験にのぞんだほうがいいのにね。
いつもぶっつけ本番の行き当たりばったりの息子です。


Réussir le DELF. B2. Livret mit CD









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どうやってフランス語の維持をしているの?


日本に帰国して早1年がたちました。

帰国生受け入れ校に通っているとはいえ、ほとんどの生徒はアメリカなどの英語圏の現地校やアジア圏のインターナショナルスクール、もしくはずっと日本人学校に通っていたという子供たちばかり。

フランス語というある意味、日本では非常にマイナーな言語で教育を受けてきた息子ですが、全く、日本ではフランス語を使う機会がありません。

学校の授業も、せっかくフランス語の授業があるにもかかわらず、なぜかスペイン語を選んだ息子。


<詳細はこちら>

第二外国語は、フランス語ではなくてスペイン語


というわけで、タイトルの『どうやってフランス語の維持をしているの?』ですが、正直言って、何もしてできていないのが現実です。


フランス語で映画を見たらとか、ヤフー・フランスのニュース記事とかを、時々読んでみたらとか、勧めてみるのですが、今は、とっても日本が楽しいようで、今さらフランス語の映画なんて見たくもないし、ましてやフランス語でニュース記事を読むなんて、かったるくてやってられないというのが本音のようです。


フランスに住んでいてこそ、現地の時事問題にも興味が湧くし、必要にせまられてニュースも見たり読んだりするけれど、大人の私でも、日本の一時帰国の際には、全くフランス語なんて読む気になれないし、映画だってわざわざフランス語では見ないよね。。。


ということで、日本に帰国した今、フランス語を維持するためには、かなりのモチベーションが必要なようです。


このモチベーションって、これからフランスに留学したいとか、現地でお菓子作りを習いたいとか、これからフランスに住んでみようという人にとっては、高まりやすいと思いますが、「あーー、やれやれ、これからやっと母国語の日本語でなんでもできる。」と思っているティーンエイジャーには、日本に帰ってからも何もわざわざニュースをフランス語で読まなくても。。。という気分になるのはわからなくもないのです。



そんなわけで、日本でも、がんがんフランス語の本を読んで映画も観て、維持どころがさらなる向上をしてほしいという親の自分勝手な夢や希望はもう捨てました。


ただ、唯一、本人の意思にかかわらず、しなくてはいけないと親子で決めていることがあります。







それは、フランス語に限らず、外国語の検定試験を受けることです。

フランス語なら仏検、DELF・DALFなど。
英語は、英検、TOEIC、TOFLEなどです。



息子と約束しているのは、語学学校には行きたくなければ行かなくてもいいけれど、年に数回あるこれらの試験は、学校の定期テストの直前であろうと、必ず、受験するということです。



理由は、学校で授業がある英語はともかく、フランス語に関しては、それが唯一、真剣にフランス語に立ち向かう瞬間になるからです。

一次試験のペーパーテストでは、単語や文法を思いだし、二次試験の面接では、フランス人の先生と会話します。

年に数回しかなくても、真面目にフランス語を使う機会となります。

おまけに、合格すれば、資格もとれて、一石二鳥です。


もちろん、試験前にはきちんと準備して、終わった後は、間違えたところを復習したら、どんなに為になるかしれませんが、そこまでは求めていません。
(そうしてほしいけれど、小学生ならともかく、この年齢の男の子はコントロール不可能なので。)

せっかくの週末に、試験会場まで行ってくれるだけでいいとしています。

もちろん、1回で合格するようにさりげなくプレッシャーはかけますが。。。(受験料がもったいない。)




今のところ、「えーーーーーーっ、また受けるのーーー!? めんどくさいなぁ。」と文句を言いながらも、試験会場に向かって行ってくれています。


今年はいよいよ仏検1級に挑戦です。


フランス語はどんどん忘れていくけれど、日本在住ということと、日本の教育のおかげで、仏検1級に必要な政治・経済・時事問題などの常識や、日本語での語彙も増えてきたこともあるので、ずっとフランスに住み続けているよりも合格しやすいかもしれません。


まだ16才。
日本に住んでまだ1年。


知らないこと、足りない部分がまだいっぱいあると思います。


一回の受験で合格するのは難しいでしょう。

時事問題などの記事を積極的に読んで、興味を持って準備をしないと、何回受験しても、うまくいかないと思います。

そういったことも、試験に臨んでみて、わかってくることでしょう。





バイリンガル教育の方法―12歳までに親と教師ができること

バイリンガルとは?/子どもの母語の発達と年齢/バイリンガル教育の理論/家庭で育てるバイリンガル/イマージョン方式のバイリンガル教育/アメリカのバイリンガル教育/海外子女とバイリンガル教育/日系人子女とバイリンガル教育/バイリンガルと文化の習得/バイリンガル教育への疑問/バイリンガル教育の外国語教育への貢献

本書は、日本でバイリンガルを育てるために必要だと思われる基本的な概念と実践例をまとめたものである。一貫してバイリンガルの問題を個々の子どものことばの発達を中心に、語学教師の立場から扱い、幼児、小学生、中学の初めまで、つまりバイリンガルの形成期の家庭と教育機関の在り方の問題に絞った。

日本の国内に住みながら、子どもをバイリンガルに育てるためには、家庭・学校・社会が適切な言語環境をつくる必要がある。バイリンガル教育の先進地カナダでの研究を基に、その概念と実践例を解説。1998年刊の増補改訂版。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
中島/和子
1936年東京都出身。国際基督教大学言語科でB.A.(言語学)、M.A.(英語教育・日本語教育)、トロント大学東アジア学科でPHIL.M.(日本語学)を取得。現在トロント大学東アジア学科准教授、New College Fellow、カナダ日本語教育振興会名誉会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(以上、アマゾンの紹介文より)




こちらは、海外子女教育振興財団発行の帰国受験のバイブルです。

帰国子女のための学校便覧 2012



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意外と充実な英語環境 - 日本の学校生活

息子がお腹にいるときからはじめたバイリンガル教育ですが、15年たった今、彼の頭の中はどうなっているのでしょう。

ひとつ確実に言えることは、日本人として日本で生まれ、ある程度の年齢まで日本で育った息子は、母国語(日本語)の基礎がしっかりできているので、その後の長い外国現地校生活で、母親以外と日本語で接する機会が、ほとんどなかったとしても、母語と第一言語が逆転することはなかったということです。


このことについては、こちらの記事に詳しく書いてあります。

母語と第一言語の関係について思うこと



そして、こちらの記事( → 多言語が混ざらない理由)で書いたように、彼の頭の中で、しっかりと言語別しきりができていて、それらが相互に干渉し合うことなく、スムーズに切り替えができているようです。



長年の懸念だった英語に関しても、日本に帰国したことで、英語力の発達が見られるようになりました。

その大きな理由のひとつとして、現在通っている高校の言語の授業が、英米人の先生から直接英語で授業を受けるダイレクト・メソッド(直接教授法)をとりいれているからだと考えられます。


フランスの現地校で、全ての教科をフランス語で学び、理解し、思考せざるおえない状況が長く続いたおかげで、外国語を日本語を介さず、そのまま理解し、次のアクションに瞬時に移るという一連の脳内作業に慣れていたので、たとえ、それが英語であっても、同じようにスムーズに理解できるようになっているようです。


ただ、もうひとつ言えるのは、赤ちゃんのときから聞かせ続けた英語のお話や、英語の歌のおかげで、完全ではないにしても、それなりの英語耳のベースがあったのではないかとも思われます。


たとえば、小さい頃に全く生の英語に触れる機会がないまま、中学で文法中心の授業を受けた後、高校生になって、いきなり英米人の先生から英語で授業を受けることになっても、なかなかすぐになじむのは難しいかもしれません。


あっ、でも、高校生くらいだったら、まだ若いから、だいじょうぶかな。

音感の良い子などは、すぐに慣れるかもしれませんね。


いずれにせよ、高校生以降に、ダイレクト・メソッドで年齢相当の英語を学ぶ場合は、授業内容が高度になってきているので、(高校生レベルの内容を学ぶことに加えて、新聞や雑誌の記事についての討論や、プレゼンテーションなど)すでに文法やボキャブラリーなどの基礎がしっかりしていることが大切だと思います。



息子の場合は、フランスでは、フランス人ばかりの現地校に通っていたので、英語の授業もフランス人の先生からフランス語で文法の説明を受けていました。

CDなどを使ったリスニングの時間もあったようですが、やはり英米人の先生から受けるダイレクト・メソッド(直接教授法)とは違い、いちいちフランス語に訳して考えるというまわりくどい方法であることには間違いありませんでした。


言語別しきりと直接教授法(Direct Method)の関係について



テストの内容も英文仏訳や仏文英訳などが中心で、日本の学校の英語教育とたいへん似ていると思いました。

英語の先生の発音も、フランス人同士にしか通じないようなフレンチイングリッシュなところも、日本と同じ。


それに比べると、フランス育ちの息子が、日本の学校で、英語で英語の授業が受けれるのは、たいへんありがたいなと思っています。



その他に、英語力がアップしたなと感じるのは、ゲームをしているときです。

輸入版のゲームで遊んでいるのですが、英語での指示に対する反応が早いし、私が英語字幕に頼っている間に、さっさと聞き取って、日本語に翻訳してくれます。

「好きこそものの上手なれ」とは、まさにこのことを言うのですね。

英単語やイディオムなどを、まじめに勉強している姿を、彼の今までの人生で見たことはありませんが、ゲームの中に出てくる英単語の意味や口語表現は、よくわかっているようです。





バイリンガル教育の方法―12歳までに親と教師ができること

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著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
中島/和子
1936年東京都出身。国際基督教大学言語科でB.A.(言語学)、M.A.(英語教育・日本語教育)、トロント大学東アジア学科でPHIL.M.(日本語学)を取得。現在トロント大学東アジア学科准教授、New College Fellow、カナダ日本語教育振興会名誉会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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以前の記事( → 多言語生活の今、そしてこれから。)で触れましたが、息子は現在、学校の第二外国語としてスペイン語を学んでいます。


実は、スペイン語は、さぼりながらも、学習歴は長く、フランスの現地校時代に既に第二外国語として学びはじめていました。

最初は、はりきって、活用など暗記していたようですが、思春期特有の難しい時期にさしかかったころから、学校の宿題、テスト勉強などもいいかげんになり、最後のほうは、ほぼ捨てていたといってもよい科目となっていました。


それなのに、日本の高校で、フランス語を選ばないでスペイン語を選んだと聞いたときは、正直言って驚きました。


そして、初級クラスを選んだと聞いたときは、ショックでもありました。

さぼっていたけれど、2年半も習っていたスペイン語です。

せめて、中級クラスとかに入って、がんばってみようという気概はないのかい。

と、クラス変更を先生にお願いするように言ってみたりしました。



でも、息子は、フランスで習ったスペイン語は全部忘れたから、始めからやり直したいと言って、結局、そのまま初級コースを続けることになりました。



結果的にこれが大正解だったようで、慣れない日本の学校で、一番のリラックスの時間になっているようです。



親は、ついつい、もっと、もっと、もっと、、、、、と、子供の頑張りに期待してしまいますが、新しい環境に慣れるのが精一杯のこの時期に、無理をさせなくてよかったと、つくづく思っています。


日本の義務教育をほとんど受けていない息子にとって、国語や倫理、政治経済の授業だけでもたいへんです。

数学も化学も、フランス式とは全く違うアプローチだったりします。



そんな環境の中で、少しでも得意な科目があることはどんなにほっとすることでしょう。


今、息子に必要なことは、無理に難しいことにチャレンジするよりも、少し易しいかなと思うことをやってみて、自信がついて、自分からもっと上を目指したいと思ったときに、チャレンジすればいいのかもしれません。




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日本にいると多言語生活は、難しい。

と思っています。

(息子は、現在、日本に逆留学中です。)


特に、本人に語学に対するパッションがないと、ずるずると楽なほうに流れていく傾向があるので。


特に、思春期になってくると、外国に住んでいても、多かれ少なかれ、そういった傾向があります。


というのは、ティーンになると、本人の自我がはっきりしてくるので、親がどんなに良かれと思ってあれこれ勧めてみても、自分が関心のあるものにしか興味を示さなくなるからです。(我が家の場合。)


これは、成長過程として当然のことなので、良しとしなくてはいけないのですが、興味関心が親からみると、偏っているように思えることもあるので、内心、心穏やかでいられないというのが本音のところです。


フランスに住んでいたときは、必然的に学校ではフランス語漬け、映画もテレビもフランス語、もしくはハリウッド映画などは英語で、というように、日本語以外の言語に触れる時間が、本人の好き嫌いにかかわらず、たくさんありました。


海外で子育てされているご家庭で、特にミックスのお子さんの日本語をのばしてあげようと日々心がけていたけれど、お子さんがティーンになるころには、やっぱり学校で使う言語、お友達と話す言語にどんどんシフトしていき、小さい頃のように日本語の勉強をする時間的余裕もなくなっていって、なんだか今では、日本語は日常会話ができれば十分だわという話をよく聞きますが、


息子の場合は、日本語が母国語であり、いつまでたっても第一言語であったので、その反対で、本人の成長とともに、一番楽な日本語漬けの日々にシフトしていきました。



母国語(母語)と第一言語の関係については、こちらに書いています。
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母語と第一言語の関係について思うこと



語学に関心のある勉強熱心な女の子だったりすると、また違った傾向があるのかもしれません。

また、男の子でも、自分で必要と感じて、バランス良くがんばれる子もいるので、個人差はあると思います。


さきほどの母語と第一言語の関係について思うことで紹介したドイツ人の男の子などは、本人の努力で、母国語でない言語で成功した良い例だと思います。



ところで、息子の場合は、現在、日本で日本の学校に通い、日本語漬けの生活を送っております。

フランス語は、全く、触れておりません。
(時々、フェイスブックで友達とやり取りする程度?)


学校の選択授業もフランス語ではなくスペイン語を選んだ息子。


せっかく苦労して過ごしたフランス学校生活7年間が、水の泡になって消えてゆくのでしょうか?


私としては、外国に住む現地校やインターに通うお子さんが、日本語補習校に通うように、週に一回でもフランス語の補習校に通ってほしい。

フランス語の補習校なんて、日本にあるのかしら。

でも、息子はもう高校生。

あったとしても、きっと小さいお子さんのための学校ですよね。

それに、絶対いやがっていかないだろうし。



ということで、フランス語維持&今後の発展に関しては、今のところ未知の世界でございます。


私としては、日本の高校で、しっかりとしたアカデミックな日本語を身につけて、太くなった母国語を幹にして、第二言語のフランス語をのばしてほしいと思っています。


もう、親があれこれ出る幕ではないのは、重々承知していますが、息子の頭の中の言語の棲み分けが、今度、どういうふうに発展or退化していくのか、興味深いので、今後も随時、レポートしていきたいと思います。




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帰国子女のための学校便覧 2012



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出版社 / 著者からの内容紹介
海外から帰国して希望する日本国内の小学校・中学校・高等学校・大学を目指す海外・帰国生のための進学資料集。資料はBiblos編集部独自の学校へのアンケートを中心に、学校が公表している最新のデータに基づいて、編集部が各対象別にまとめたもの。
(アマゾンの紹介文より)




フランス語を勉強中の方へ
ミカリュスとグランヌヌスの日常生活を日仏対訳付きで絵日記にしました。
フランスの普通の暮らし、おいしいもの、フランス現地校生活、日本逆留学体験など、軽いタッチで書いています。
      バッド(下向き矢印)
ミカリュス・ブルガリスのフランス語恋愛絵日記





バイリンガルの脳は、記憶力と注意力に優れているらしい

2カ国語以上話せる人は、1カ国語しか話せない人と比較して注意力が優れているという記事をウォールストリートジャーナルのコラムで見つけました。



バイリンガルの脳、記憶力と注意力に優れている=米大学調査



この記事によると、2カ国語以上を習得した人は、神経系統が微妙に変化することで脳の力が増し、複数の作業を同時に行ったり、物事を優先順位付けする能力が高まり、恐らく加齢による衰えにも強くなることが、最近行われた複数の調査で明らかになっているそうです。

また、2カ国語を話す家庭で育てられている赤ちゃんは、子宮にいたときに聞いた2つの母国語それぞれに生まれたときから好反応を示し、各言語を容易に判別することができるとのことです。

さらに、2カ国語の家庭で育つ乳児は、赤ちゃんが1つの言語を学ぶときと同じように、2つの言語の文法を習得しており、たとえ英語と日本語や英語とパンジャブ語のように互いに全く異なる言語であってもそれは変わらないと書いてあります。


バイリンガル脳は、認知症になりにくいとの研究もあるようだし、子どもと一緒に外国語に触れ続けるのは、親にとっても、子どもにとっても良いことのようです。




15歳までのマルチリンガル年表(13歳〜15歳 )2(最終回)

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今まで15年間の覚え書きです。
こうすれば良いということではありません。


0歳〜12歳まではこちらです。
   バッド(下向き矢印)
15歳までのマルチリンガル年表(0歳〜11歳)


15歳までのマルチリンガル年表(12歳)


15歳までのマルチリンガル年表(13歳〜15歳 )1



13歳〜15歳:フランス在住

・フランス語に関しては、前回の記事と同じとです。


・英語に関しては、14歳の夏、いつものように、日本には一時帰国せずに、英語力強化を目指してみました。

前回の記事で触れたブリティッシュカウンシルのサマーコース。

そして、その後、イギリスのサッカーキャンプに、2週間、参加することにしました。

このキャンプは、午前中のサッカーだけでなく、午後は、英語の授業、そして、夕食後は、英語でのミーティングやセミナーなど、ホームページを見ると、かなり充実したブログラムのようでした。

週末は、プールや遊園地へ行ったり、地元の有名クラブチームのホームスタジアムを見学したり、盛りだくさんの内容でした。


このキャンプでは、韓国人の男の子と同室となり、その子とは、2人の共通言語の英語で話すことになり、少しは英会話の練習になったかな?という感じです。

また、スペイン人グループ(かなりの人数のスペイン人が参加していたらしい。)に、息子は、学校で習った得意のフレーズ、



「? Tienes novia ? (君、彼女いるの?)」ムード



と聞き回っていたらしい。


フランスでスペイン語を習っているからって、得意のフレーズがこれってどうなんでしょうか?たらーっ(汗)


でも、そうすると、同じラテン系同士?、(息子はフランス人ではありませんが。)いきなり盛り上がり、すごい勢いでスペイン語で話しかけられ、「全然わかりましぇ〜ん。」と降参することになったそうです。


このキャンプには、フランス人の参加者はいなかったそうなのですが、アフリカのフランス語圏から来た男の子と仲良くなって、その子とずっとフランス語を話して、つるんでいたそうです。


そして、英語の授業は、超簡単(サッカー用語とか、日本語でも知ってることばっかりだったらしい。)で、先生の質問も、「クリスティアーノ・ロナウドとリオネル・メッシのどっちが好き?」みたいな幼稚園児並みのレベルで、全然、勉強にならなかったそうです。
(この年頃の男の子の言うことなので、実際のところは、わかりませんが。。。)



というわけで、こちらも、高額な参加費&授業料のわりに、すごく英語をブラッシュアップできたかどうかは、はっきりいってわかりません。あせあせ(飛び散る汗)



ただ、その後、日本に一時帰国して、帰国生の受け入れをしている、いくつかのインターナショナルスクールの説明会と体験授業に参加してみたのですが、先生の言っていることは全部わかったし、発言することもできたらしいので、もしかしたら、この14歳の夏の2つのサマープログラム(ブリティッシュカウンシルとサッカーキャンプ)が、少しはコミュニケーション英語の対する壁を取り払う役割をしてくれたのかもしれません。


そのときに、インターナショナルスクールで使っている教科書を見せてもらいましたが、もちろんアメリカの中・高校生の使っている教科書だったのですが、フランスの現地校で、いつも分厚い細かいアルファベットの文字がびっしりの教科書(フランス語ですが。)を見慣れていたので、これもだいじょうぶそうな気がしました。


アルファベットって慣れるのですよね。

先日、日本の大学を卒業してから、フランスに住んで、フランスの大学院を卒業した女性が、「なぜか英語もすごく伸びた。英語の本を読むのも早くなったし、長文読解の速度も上がった。」という話をしていました。


反対に、日本語の教科書や本しか読んだことがなくて、いきなり英語の教科書で学ぶのは、かなりきついだろうなと思いました。


結局、息子は、語学以外の授業は、日本語で授業を受ける、日本の高校を選びました。

今まで、十分に海外の現地校でがんばってきたので、これからは、一番気楽な母国語で学校生活を送って、青春をエンジョイしてほしいと思っています。


というわけで、0歳〜15歳までのマルチリンガル年表は、これで終わりです。

今まで、親として、こうすればいいかもと思うことで、私のしてあげれることは、だいだいしてきたつもりです。

本人にとっては、ありがた迷惑なことも多々あったとは思いますが。


あとは、もう15歳、本人がしたいようにすればいいと思っています。

語学は便利な道具です。
どう使うかは自分次第。
そして、使う機会を作らなくて、錆びていくのも、しかたがない。

でも、今まで、体で覚えてきたことは、いつか、本人が、何かを始めたいとか、もう一度、きっちりやり直したいと思ったときに、きっと役に立つ日が来ると信じています。



ひとつ、うれしかったのは、息子が、

『将来、自分の子どもが産まれたら、8歳からママに預けるから、僕みたいにフランスで教育してね。』

と言ってくれたことです。


いやぁ、その言葉はうれしいけど、


『おことわりします。』 キッパリ!


もう、その頃には、フランス現地校の先生とやりあう元気も、宿題につきあう体力も知力もないよ。


子育ては、自分の力でがんばってください。











15歳までのマルチリンガル年表(13歳〜15歳 )1

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今まで15年間の覚え書きです。
こうすれば良いということではありません。


0歳〜12歳まではこちらです。
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15歳までのマルチリンガル年表(0歳〜11歳)


15歳までのマルチリンガル年表(12歳)



13歳〜15歳:フランス在住

・8歳から、ずっと日中はフランス語漬けの日々は変わらず。
学校には、いつも日本人は息子のみ。
学校以外には、地域のサッカークラブに所属。ここでもフランス語のみ。たまに、同じクラブ所属のパリ在住のスペイン人の子どもたち同士の会話や、彼らの両親とのスペイン語での会話を耳にする程度。


・英語は9歳から学校の授業としては、週に3時間のみ。

12歳のとき、日本の教材で、中学3年分の全文法を学んだおかげで、英語は全く勉強していかなくても、ほどほどの点数がとれるようになりました。→ 前回記事参照。


家で映画を観るときは、フランスに住みはじめて最初の頃は、フランス語に慣れるためにフランス語で観ることが多かったのですが、この頃から、基本的に英語圏の映画は、オリジナル(英語)で観るように心がけるようにしてきました。


下記の過去記事にも、少し触れていますが、母国語でない言語でも、それなりに映画を楽しめるのは、やはり小さい頃からの習慣が大きいのかなと思いました。

英語は何語で観る?

英語は何語で観る?2




このように、家では、英語の耳だけは、鍛えていましたが、実際に会話する機会はありませんでした。

大人の私は、社会生活を営む上で、アメリカ人やイギリス人、またその他のフランス語を話さない外国人と英語で話す必要と機会がありますが、フランス社会にどっぷり浸かって生活している息子には、生の英会話の機会がほとんどなかったのです。(ほとんどというのは、たまにですが、息子も私の友人と英語で話す機会はあったので。)

しかも、フランスの学校の英語の先生のレベルは、15歳までのマルチリンガル年表(12歳)の後半部分に書いたようなレベルだし。



そこで、14歳の夏に、英語でのコミュニケーションに慣れるためと、英語を直接教授法で学ぶために、学校に通うことに決めました。


まずは、2週間、パリのブリティッシュ・カウンシルへ。
朝、9時から夕方17時までの、集中コースに参加しました。


実は、これが効果があったどうか、実はなんとも言えないのです。


こちらが、息子の感想です。(ティーン男子の言っていることですので、話半分で。)
     バッド(下向き矢印)
フランス中学生活と英語漬けの2週間が終わって


ただ、上記の記事にも書きましたが、2週間、朝から夕方まで、ネイティブの先生の英語の説明を聞き続けるだけでも、やらないよりはましだったとは思います。(高かったので、そう思いたい。もうやだ〜(悲しい顔)

費用対効果を考えると、英語圏に短期留学したほうが、ずっとよかったような気がしますが。


しかも、パリのブリティッシュカウンシルのサマーコースに来ているのは、本当は、ゆっくり夏のバカンスを遊んで過ごしたいのに、親に無理矢理、英語を習わされているフランス人の子どもたちばかりのようで、授業中とか休み時間は、ずっと、フランス語で話していたそうです。

これでは、当然、英語に慣れる程度で、使えるようにはならないですよね。



このブリティッシュカウンシルの2週間の後、イギリスのサッカークラブのサマーコースに参加することにしました。


このコースについては、次回、15歳までのマルチリンガル年表(13歳〜15歳 )2として、書いてみようと思います。



・11歳の終わりから、学校で第2外国語として学びはじめたスペイン語は、学校の授業の範囲内で続けています。(宿題、テスト勉強など、適当にしかしていないので、全く使えるレベルにはなっていません。)






15歳までのマルチリンガル年表(12歳)

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今まで15年間の覚え書きです。
こうすれば良いということではありません。


0歳〜11歳まではこちらです。
   バッド(下向き矢印)
15歳までのマルチリンガル年表(0歳〜11歳)



12歳:フランス在住

・8歳から、ずっと日中はフランス語漬けの日々。
学校には日本人は息子のみ。
学校以外には、地域のサッカークラブに所属。ここでもフランス語のみ。


・英語は9歳から学校の授業として、週に2〜3時間のみ。

小学校の英語の授業は、半分、お遊びのようなものだったので、問題はなかったようなのですが、中学に入学して、

テストの点数がふるわない。
基本的な文法がわかっていない。


ということから、フランス語を介して、フランス人の先生から教わる英語は、日本人の息子にはわかりにくいことに気づき、日本語で英文法3年分を教えることにしたのが、この12歳のとき。


使ったのはこの教材です。



TDK教科書 中学英語まるごとマスター ニューホライズン中学1年生 (<CD>)


TDK教科書 中学英語まるごとマスター ニューホライズン中学2年生 (<CD>)



TDK教科書 中学英語まるごとマスター ニューホライズン中学3年生 (<CD>)


思い切って、3年分まとめて買って、日本から送ってもらいました。

このDVDが、素晴らしく良かった。

机に向かってする勉強が苦手な息子でも、ごはんのときなどに、授業形式のDVDを何度も見ていました。

特にシャワータイムという、重要構文を繰り返し唱える、ちょっとギャグみたいなコーナーが大好きで、何度も何度も見ていました。

このDVDのおかげで、can, may, have to, must などの助動詞の使い方や、感嘆文など、どんどん覚えてくれました。

一緒に見ていた私も、前置詞の使い方など、目から鱗で、自分が中学校のときに、こんなふうに教えてもらっていたら、今までの苦労はなかったかもと思いました。


そして、3年分、全部、見終わったときには、全く、勉強していかなくても、学校の英語のテストでそれなりの点数がとれるようになりました。


我が家はニューホライズンのものを購入しましたが、学校の教科書によって他のものもあるようです。


残念ながら、この教材、アマゾンでは中古しか見つかりませんでした。
私は、中古で十分だと思いますが、楽天ブックスには、新品があるようです。
売り切れのものもあるようですが、興味のある人のために、いちおうリンクを貼っておきます。

ニュークラウン(CD+DVD)(中学1年)

ニュークラウン(CD+DVD)(中学2年)

ニュークラウン(CD+DVD)(中学3年)

ニューホライズン(CD+DVD)(中学2年)

ニューホライズン(CD+DVD)(中学3年)

サンシャイン(CD+DVD)(中学3年)

サンシャイン(CD+DVD)(中学1年)

トータルイングリッシュ1年CD+DVD


英語に関しては、これで、なんとか、授業についていけるようになりました。
リスニングは、0歳からの英語耳作りのおかげか、比較的に苦労なく、学校の教科書レベルの英語なら聞き取れるので、こちらも問題はありませんでした。


しかし、堂々と、英語が話せるかというと、そんなことは全くありません。
あくまでも、学校の授業レベルの英語に関しては、問題がなくなったということです。



・11歳の終わりから、第2外国語としてスペイン語が始まりました。

スペイン語は、フランス人も、基本的にはこの年齢から学びはじめます。
第2外国語は選択科目なので、ドイツ語を選ぶ生徒、流行の中国語を選ぶ生徒など様々ですが、学校によって選択できる外国語は限られています。


・息子は、スペイン語に加えて、ラテン語も選択してみましたが、全く歯が立たず、数ヶ月で、先生からフランス語に集中するようにということで、首になりました。もうやだ〜(悲しい顔)




この時点で、英語は、ちょっと得意になってきましたが、まだまだ、英語でコミュニケーションできるレベルではありません。

フランスの学校で習う英語は、日本の学校で習う英語同様、直接教授法ではなく、全ての文法や語彙の説明がフランス語でなされます。

また、先生の発音が、フランス語訛りで、非常にわかりにくいのです。
しかし、フランス人生徒にとっては、非常にわかりやすいので、日本人の息子だけがなんだか疎外感を感じているようでした。

例えば、、、、

ある日のこと、

先生が、「オールド」「オールド」と言っていて、息子は、なんか辻褄が合わないなぁ、「オールド」って「old」だよね。

なんで、ここで形容詞がでてくるんだろうな〜。

と思っていたのに、他の生徒(全員フランス人)は、

「ふむふむ、オールドね。わかるわかる。」

って感じだったそう。

先生も、なんで、こんなに何回も説明しているのに、わからないんだと、息子の態度にいらついている様子。


そして、先生が黒板に書いたのは、







hold







それって、違くね。どんっ(衝撃)

いくら、フランス人がHが発音できないからって、英語の授業でそれはないでしょ。


そんな事件がしょっちゅうあり、打ちのめされた息子は、どんどん英語嫌いになっていきました。

しかも、その先生、毎回、スピーキングの点数を、息子だけ、すごく悪くつけるのです。


いやぁ、先生、あなたの発音のほうが、よっぽど世界で通用しませんから。手(パー)





なぜ、フランスの学校に、英語のネイティブの先生がいないのかというと、フランス教育省認定の学校の先生の資格を取得するには、非常に高度なフランス語力を必要とするので、結局、フランス人が英語の先生になるしかないとのことでした。

そして、長く英語圏に留学して、ネイティブ並みの発音を身につけたとしても、帰国後、いろいろな制限から普通の中学で教える正規の先生の資格が取りにくいそうです。



次回、「15歳までのマルチリンガル年表(13歳〜15歳)」では、フランスの英語教育に見切りをつけて、コミュニケーションできる英語を身につけるためにしたことについて書いてみたいと思います。






15歳までのマルチリンガル年表(0歳〜11歳)

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今まで15年間の覚え書きです。
こうすれば良いということではありません。



0歳〜3歳:東京在住

・英語のシャワー(英語の歌・ビデオなど)、この時期、テレビやCDなど、家で聞いたり見たりする音は基本的に英語のみ。

・英語以外の外国語については、ベビーアインシュタインなどで、こちらも音だけインプット。

・家での語りかけ、読み聞かせは全て日本語。(実際は、仕事が忙しくて読み聞かせはほとんどできませんでした。その分、語りかけはたくさんしたと思う。)
       
・日中は保育園(長時間保育)で、完全日本語教育。日本式集団生活・大量の日本の本の読み聞かせ・日本の童謡を毎日歌って覚える生活。 


この頃、大好きだったのがこちら、「機関車トーマス」。

当時、紀伊国屋で輸入ビデオを全巻揃えました。


Tales From the Tracks: Thomas & Frineds [DVD] [Import]


こちらは、ベビーアインシュタインシリーズ。
我が家もお世話になりました。


ベイビー・アインシュタイン お誕生おめでとうセット (せかいのことば & モーツァルト) [DVD]



4歳〜5歳:東京在住

・0歳〜3歳とほぼ同じ。

・違うのは、家で見るテレビや聞く音楽に、ウルトラマンやベイブレードが登場。英語のシャワー率、減少。


6歳:東京在住

・小学校入学、正式に日本語を読み書きを習う。

・保育園の素晴らしい教育(読み聞かせ・お芝居・童謡・日本式マナー)のおかげで、すでにある程度の正しい日本語が身についていたように思います。

・土曜日だけインターナショナルスクールに通ってみる。
(英語の耳は少しはできていたようだか、プリスクールなどに行っていなかったので、ネイティブの先生の指示がわかっていないことが判明。)

・年に2回のフランスでのバカンス開始。バカンスなので、学校には行かず遊ぶだけ。フランス語の人形劇をフランス人の子どもたちに混じって鑑賞したり、公園で知り合った子どもたちと一緒に遊ぶ。



7歳:東京在住

・語学学校の個人レッスン(英語・フランス語)を受けるも、じっと集中していられない性格なので、ネイティブの先生と1対1の授業は、退屈でたまらなそうだった。大金をはたいたわりに、効果は感じらず。本人、やる気全くなし。

・家庭的な雰囲気で他の子どもと一緒に学べるスクール(フランス語)に転校。ここでは、フランス語のキャンプに参加したり、お料理をみんなで作ったり楽しく過ごすことができた。

・パリへのバカンスは、相変わらず年2回のペースで続行。人形劇以外にも、映画もよく観に行った。係の人に英語とフランス語、どっちがいいと聞かれると、英語と答えていた。


8歳:フランス移住

・フランス語のシャワー開始。
学校の授業が終わった後も、預かり保育のようなシステムを利用して18時まで居残り。
学校がお休みの水曜日は、サントル・ロワジールというこれまた学童保育のようなところに一日中預ける。
長期休暇中も、毎日サントル・ロワジールに通う。

・フランス語の読み書きを、学校で、正式に習い始める。

・家でもテレビはフランス語のみ。(日本語放送には加入しなかった。)

・日本の勉強はベネッセの通信教育を継続。(これは大好きでよくやっていた。付録も最大限活用。)


9歳〜11歳:フランス在住

・9歳で、学校で英語の授業が始まる。この時点で始めて英語の読み書きを習う。但し、直接教授法ではないフランス語を介しての英語。先生はフランス人。

・他は8歳のときとほぼ同じ。




この後、11歳後半から、スペイン語の授業が始まります。

英語は相変わらず、ネイティブの先生からの授業ではなく、フランス語を介した授業でした。

そのせいか、英語の文法力に問題が生じてきます。

その克服方法、効果などは、次回、「15歳までのマルチリンガル年表(12歳〜15歳)」で、書いていこうと思います。






言語別しきり(アンテナ)と直接教授法(Direct Method)の関係について

前回の記事( - 多言語が混ざらない理由)には、同じように多言語育児をしているお母さん方から、そして、ご自身がすでにバイリンガルやマルチリンガルとして、活躍していらっしゃる方から、多くのメッセージやコメントをいただき、ありがとうございました。


頭の中の言語別しきりのことや、言語別アンテナについて、なんとなくそうなんじゃないかなと思っていたことを、同じように感じていらっしゃる方とブログを通して交流することができ、たいへんうれしく思っています。



以前、フリーの翻訳者として働いていらしたhorimamaさまのブログで、この記事をとりあげてくださいました。

こちらです。
  バッド(下向き矢印)
外国語が“本当に”できるようになるには?


この記事にあるように、一度、日本語を介してある言語を学んでしまうと、どうしてもその言語と日本語の間にきちんとしたしきりができにくいような気がします。



また、長くアメリカ暮らしをされており、2人のバイリンガルのお子様を育てていらしゃっるmmさまも、言語別のアンテナについてたいへん興味深いエピソードを書いてくださいました。

こちらです。
  バッド(下向き矢印)
英語耳の不思議


この記事の中の、日本の小学校での英語の授業のエピソード、とても興味深いです。



これらの、他の方が書かれた記事を読んで、ますます、日本の学校での英語教育について考えさせられてしまいました。

私は英語は中学1年生から、フランス語は大学に入ってから学びはじめましたが、どちらも日本語を介しての授業でした。

ひとつひとつの単語を日本語で何というのかを覚えて、英作文のときも頭の中でまず日本語を思い浮かべてから、習ったとおりの構文に組み立てていく作業をするという、それは、今思うと、まるで、パズルのようで、学校のテストでどんなに良い点数をとっても、実際のコミュニケーションの場面では、全く役に立たないものでした。


そんな自分の経験もあって、息子には、語学は直接教授法(Direct Method)で接してきました。

英語のビデオを観ているときも、英語の歌を聴いたり歌ったりしているときも、聞こえてきた英語を日本語に訳してあげることは決してしませんでした。
もちろん、絵本を読んであげるときも、ただ、絵を眺めながら英語を読むだけです。

子どもがわかっていてもわかっていなくて、いいと思っていました。

外国に住んでいる子どもは、みんなそうだからです。

英語のプレスクールなどに通われているお子さんたちも、みんな直接教授法ですよね。


また、フランス語に関しては、息子がフランスの学校に通いはじめたのが、8歳のときですから、言語の臨界期という意味では、ぎりぎりのところだったと思いますが、フランス語しか話せない先生とフランス人しかいない環境の中で、まさにフランス語のシャワーを一日中浴び続けて、彼の脳にフランス語のしきりができたのだと思います。


反対に、語学を勉強として学びはじめた私は、どんなに語彙の数が息子より多くとも、どんなに多くの難しい表現を知っていても、それは知識でしか過ぎず、私の古びた脳は、そんなためこんだ知識を、ギシギシという音とともに、できるだけ早く探し出して変換させようとしている性能の悪い旧式のスペックのコンピューターのようだと、最近つくづく思うのでした。




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多言語が混ざらない理由

こちらの記事( → なぜ、日本語とフランス語が混ざらないの?)の続きです。



久しぶりに日本に帰って、実家の両親のいる前で、息子と話すとき、一瞬、日本語の単語が出てこなくて、

「まあ、いいや。」

と思って、その部分だけフランス語のままで話していたら、

冷たい両親の視線が。。。


その目は、

「このフランスかぶれが。ここは、日本だよ。いいかげんにせんかい。」

と言っているのがありありとわかる。


「ごめんなしゃい。。。わざとじゃなくて。。。ちょっとボケがはじまっていて。。。」


などと、高齢の両親には、言い訳しようにもできない雰囲気。



そんなダメダメな私を尻目に、流暢な日本語で、じじばば(祖父母)の質問に答える息子。

しかも、ちゃんと敬語で話している。。。

そして、フランスの学校や暮らしについて話すときも、年寄りにわかりやすいように、日本のシステムにある言葉に置き換えながら、きちんと説明しているではないか。



ムムム、

おぬし、なかなかやるじゃないか。

うらやましい~。




と思った私は、

フランスに戻ってからこっそりと、


どうして混ざらないの~。

日本語でなんていうのか、ド忘れとかしないの~?

しかも、キミは、日本に住んでないじゃないの。

日本に住んでいたのは、遠い昔でしょ。

人生の半分は、フランスで暮らして、フランス人しかいない学校に毎日通っているんだから、普段よく使っているフランス語の単語が、ぱっと浮かんじゃって、あれ、日本語でなんていうんだったけ???みたいにならないのですか~?


と、興味しんしんで聞いてみました。






すると。。。






息子の話では、

彼の頭の中には、すでに、言語別のしきりができているとのこと。

なので、

例えば、学校では、まわりに日本語がわかる人はいないので、

フランス語のしきりの中だけで、話したり聞いたりしていて、そのしきりの向こうにある日本語が出てくることはないし、当然、祖父母宅や私や私の友人のおばさま、おねえさま方(日本人)と話すときは、日本語のしきりの中なので、言葉をド忘れしたとしても、その代わりにフランス語の単語がでてきてしまうという、私のようなアルツハイマーちっくなことにはならないそうです。




じゃあ、英語を話してるときはどうなのよ?

英語は、フランス語ほど慣れているわけではないでしょ?

マンチェスターでサッカー合宿に行ったときはどうだった?




と聞いてみると、


英語を使うときも、英語しかでてこないとのこと。


英語のしきりが、彼の頭の中にいつできたのか、わからないけれど、ひとつ言えることは、英語もフランス語も、息子は日本語を介して学んでいないということ、


私のように、英語を、中学生になってはじめて、

『This is a pen』


これはペンです。



みたいな、絶対使わない文章を、一生懸命、日本語訳をみながら憶えた世代ではないのだ。



このことについては、また、もう少し、考察してみたいと思います。


ちなみに、頭の中の各言語のしきりについては、15歳のティーンの話なので、言語学的な信憑性については、保証できませんので、そのへんはご了承くださいませ。





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なぜ、日本語とフランス語が混ざらないの?

私は、家の中で、フランス人パートナーとは、フランス語で、日本人の息子とは、日本語で話しています。

そして、フランス語を話しているときに、日本語が混ざることはないのですが、お恥ずかしい話ですが、日本語を話すときに、フランス語が混ざります。

フランス語を話さない人と会話するときは、緊張して、頭の中に浮かんだフランス語を瞬時に(といっても、1秒くらい考えなければいけないときも多々あります。)日本語に翻訳して、なんとか普通の会話をしている雰囲気をよそおっています。

私と同じく、フランス生活が長い日本人の友達と話すときは、思いつくままに、べらべらとおしゃべりしていて、途中でフランス語の単語が混ざろうと、お互い、わかりあえるので、いちいち頭の中で翻訳機能をONにしなくてもいいので、一番、気楽に会話をすることができます。


もちろん、大人でも、フランス語も日本語も、どちらも混ざらず、きちんと話す人がほとんどだと思います。
特に、小さい頃から、バイリンガルで、そのまま大人になった人は、本当に上手に2言語を使い分けていらっしゃいます。

私は、まだ中途半端なのだと思います。
でも、中途半端じゃなくなる前に、ボケがはじまりそうでこわいですが。。。



しかし、ですね。

息子は、日本語とフランス語が混ざらないのです。

今思うと、フランスの学校に通いはじめた8歳の頃は、混ざっていました。

たとえば、連絡帳として、フランスでは、「カイエ・ド・テクスト(cahier de texte)」というものを使っているのですが、

「あっ、今日、学校に『カイエ・ド・テクスト(cahier de texte)』忘れてきた。」

というふうに、日本語の文に、フランス語の単語が混ざっていました。


また、授業で使う万年筆は、フランス語で「スティロ・プリュム(stylo-plume)」 ですが、日本で万年筆を使ったことのなかった息子は、家で日本語を話しているときも、そのままフランス語で「スティロ・プリュム(stylo-plume)」 と呼んでいました。


8歳の息子の場合、その言葉が、日本語でなんというかすぐにわからない場合、フランス語をそのまま使っていたのだと思います。




しかし、年齢とともに、日本語の語彙も増えてきて、日本語の会話の中にフランス語が混じることがなくなってきて、今では、全くフランス語の単語がでてこなくなりました。

息子の場合は、日仏バイリンガルの友人と話す場合も、絶対、フランス語が混ざりません。


うらやましい〜。


と思った私は、

どうして混ざらないの〜。

日本語でなんていうのか、ド忘れとかしないの〜?

しかも、キミは、日本に住んでないじゃないの。

日本に住んでいたのは、遠い昔でしょ。

人生の半分は、フランスで暮らして、フランス人しかいない学校に毎日通っているんだから、普段よく使っているフランス語の単語が、ぱっと浮かんじゃって、あれ、日本語でなんていうんだったけ???みたいにならないのですか〜?


と、興味しんしんで聞いてみました。



すると、息子が、彼の頭の中がどうなっているのか教えてくれたのです。



すみません。
長くなるので、続きは、また後ほど〜。




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パリのブックオフでディズニー映画を大人売り

アメリカの会社の日本法人で、朝から晩まで、忙しく働いていた私は、当時、会社の中でも、保育園の送り迎えでも、いつも走っていました。

近くにサポートをお願いできる実家などがなかったので、全てを自分ひとりでやらねばと意気込み過ぎて、今、思い返しても、あの時期の暮らしぶりは健康的ではなかったと思います。


そんな中で、まだ赤ちゃんの頃から8歳くらいまで、息子の子守りをしてくれたのが、ディズニーの映画の数々でした。

ダンボからはじまって、くまのプーさん、ピーターパン、ライオンキングなど。。。

数え上げてはきりがありません。


そんな子供時代の思い出の数々ですが、今回、思い切って全部ブックオフに持っていくことにしました。


もうすぐ高校生になる息子に、もうこれはさすがに観ないよね〜。

ブックオフに持っていっていいよね?

と聞くと、

え〜。今は観ないけど、またいつか懐かしくなってみるかも。

売らないで〜。

と言われてしまいました。


といっても、全部、置いておくと全然、断捨離にならないので、一部を残して、あとは、思い切って処分することにしました。



息子がどうしても残しておきたいといった DVDはこちらです。

おてんばアリエルの恋&冒険物語。
私も息子と一緒に、繰り返し、繰り返し、何度も観ました。
リトル・マーメイド




息子が特に好きだったのは、恋物語中心の第一作目の「リトル・マーメイド」よりも、その娘、メロディの冒険物語のこちらの2作目でした。
リトル・マーメイド II Return to the Sea



他にも、息子がどうしても手元に残しておきたいDVDがあるのですが、それについてはまたいつか。。。


<関連記事>

愛しのアリエル

愛しのアリエル2

ママになったアリエル


パリのブックオフの2ユーロコーナー。
おかげで、外国暮らしでも、日本の本には不自由しなくなりました。
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母語と第一言語の関係について思うこと

先日、日系3世の男の子に会った。
男の子といっても、もう20代の青年なのだけど。

彼は、ドイツ生まれで9歳までドイツ育ち。

両親は、日本人なのだけど、両親も2世なので、日本語はあまり話さない。
夫婦の会話もドイツ語オンリー。

よって、その子も、家庭ではドイツ語オンリーで、9歳まで通っていたのもドイツの現地校だったので、外でもドイツ語。

なので、彼の母国語はドイツ語で、第一言語も当然、ドイツ語です。


しかし、9歳のとき、家族でアメリカに住むことになり。。。


そして、突然、アメリカの現地校に放り込まれ、英語漬けの生活が始まります。

彼曰く、ドイツ語と英語は、全く違う言語の構造なので、英語がすごく、すごく難しく感じたそう。

先生の言っていること、クラスのみんなが言っていること、何もかもかわかならくて、たいへん苦労したそうです。


それは、13歳頃まで、続いたそうです。

13歳になって、何がどれだけ楽になったのかは、よくわかりませんが、その頃から、英語で学校生活を送ることが、普通になってきたのだと思います。


そして、頭の良かった彼は、どんどん勉強して、アメリカの大学院まで行きます。

日本の東京大学にも留学しました。
東大では、英語の授業を受け、論文も英語で書きました。


アメリカの大学院での論文も当然、英語です。


そして、今、フランスのある有名なグランゼコールに留学中なのですが、こちらも、授業は英語、論文も英語だそうです。



ここまで、聞いていると、9歳からアメリカに住んで、現地校の洗礼を受け、しっかり大学院まで行って、難しい専門の勉強をし、論文もばんばん英語で書いているという話からは、なんだか、英語が第一言語になっているように思えたのですが。。。


彼が、言うには、今でも、頭の中はドイツ語だそうです。

話すときも書くときも、ドイツ語で考えるそうです。



9歳まで、住んでいたドイツ。
母語(お母さんが話す言葉)がドイツ語で、初めて習った読み書きもドイツ語。

それから、どんなに、長くアメリカに住んでも、どんなに長く英語での教育を受けても、やはり、頭の中はドイツ語なのだそう。


彼の話を聞いていて、私の中で、深く納得できるものがありました。

私の息子も、日本で生まれ、日本で最初の読み書きを習いました。
8歳で、フランスの現地校に、いきなり放り込まれたときは、なにがなんだかわからなかったことでしょう。

それが、月日とともに、中学卒業レベルですが、フランス語で論文を書き、フランス語で先生や大勢の生徒の前で、臆することなくプレゼンテーションしたりできるようになりましたが、彼の第一言語は、いつまでたっても日本語です。



ここで、ふと、母語が日本語でも、フランス語が第一言語になってしまう子供たちのことを考えてみました。

彼らは、ほとんどの場合、フランス生まれか、1歳や2歳のまだ学齢期前に渡仏しています。

日本人のお母さんが、それはそれは、一生懸命、日本語で話しかけて、日本語補習校の送り迎えをし、日本の伝統行事を教え、日本語の本を読み聞かせてあげて。。。


それでも、幼稚園や学校に行くようになると、お母さんが、日本語で話しかけてもフランス語で答えるようになる子供たち。
そうすると、フランス語ができるお母さんは、大事なことは、子供がよくわかるようにと、フランス語で伝えるようになり。。。

日本語はわかるけれど、しゃべるのはちょっと苦手、そして書くのはもっと難しい。。。となっていく子供たち。


先の日系3世のドイツ人の男の子の話を聞いていて、9歳くらいまでの言語環境の重要さを深く感じました。


何歳までとは、私もよくわからないので、なんとも言えませんが、ある年齢まで、母国にいた場合は、その後、海外にどんなに長く住んでも、どんなに高度な勉強を長く続けても、ベースとなる言語が変わることは少なく、母国語と母語と第一言語が変わることはまれで、その反対に、たとえば、フランスで生まれ、学校も習い事も、そして多くの場合は家の中も、フランス語中心の生活の場合は、当然、頭の中のベースの言語はフランス語なので、母語(母親の第一言語)と本人の第一言語が違ってくることになるのでしょう。


フランス生まれの子供たちが、どんなに日本語の勉強をがんばっても、日本語が第一言語になりにくいように、日本生まれ、日本育ち(ある程度の年齢まで)の場合、その後、どんなに他の国に長く住んでも、その幹になる言語が変わることはないように思いました。


2つ以上の国と文化の中で暮らす場合、どの言語を軸にするかは、とても悩ましい問題ですが、それは、本人の気持ちや能力とは全く関係なく、ましてや、私たち親が決めれることではなく、その国に住みはじめた年齢や、周りの環境に影響を受け、自然に決まっていくものなのではないでしょうか。



注:母国語、母語、第一言語の定義がわかりにくいかと思いますが、ここでは、母国語は、日本人なら日本語、フランス人ならフランス語、日仏ミックスなら、日本語とフランス語、また母語は、その人のお母さんの第一言語(お母さんにとって一番慣れ親しんだ話しやすい言語)、そして、第一言語は、その人にとって、一番、楽で使いやすい言語という意味で使っています。これは、私が感覚的に意味付けしているだけで、専門的な定義ではありませんので、ご了承くださいませ。






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Mission impossible ghost protocol



 久しぶりに息子と映画館に映画を観に行ってきました。

息子は、Mission Impossibleは、1から3まで、小さい頃からずっと観ているので、今回の4もとても楽しみにしていました。


今回、私たちの観たのは、英語版で、フランス語字幕付きのこちら。






映画が終わった後、息子に、英語を聞いているのか、字幕のフランス語を読んでいるのか、興味があったので、聞いてみました。

彼が言うには、耳は英語を聞いていて、それと同時に瞬間的に字幕のフランス語を確認、頭の中では、日本語で理解しているそうです。

前にも記事にしましたが、彼の中では、日本語>フランス語>英語なので、母国語である日本語で理解するまで、3言語間の翻訳が瞬時に行われてるようです。



こちらは、フランス語吹き替え版。
フランス人は、なぜかフランス語吹き替え版が大好き。
大人も子供も、こちらを見る人が多いです。
字幕を読むのがめんどくさいのでしょうか?






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やっぱりTOEICにした理由

前回の記事
  バッド(下向き矢印)
TOEIC Bridgeってどうよ?

の続きです。




息子に、TOEIC Bridgeではなくて、TOEICを受験してもらうことにした理由ですが、

まず第一に、ここパリでは、TOEIC Bridgeの受験日が月に1回しかないこと。
しかも、12月の受験日は、平日なので、学校を休まなくてはならない。
1月からは、午後の授業のない水曜日の午後に開催されるので、その場合は、学校帰りに試験会場に直行すれば受験は可能だか、なんとなくばたばたしそう。


それに比べて、

そして、TOEICは、ほぼ毎日、学校の長期休み中も受験可能。
なので、この冬休みに、早速、初めてのTOEICに挑戦することができる。

休み中は、どうせだらだら家でネットをしているだけなので、ちょうど良い外出機会&アクティビティになる。


そして、第二に、費用の問題。

フランスでTOEIC Bridgeを受験すると、一回の受験料が、72.5ユーロ、学割で64.5ユーロ。
学割でも、今のレートで7000円くらい。
(ちなみに、日本で受験すると4200円だそうです。)

たった、一時間のテストで7000円ってどうよ。手(パー)


今回、息子に英語のテストを受けてもらう目的は、点数を知りたいとか、その結果をすぐにどこかの学校や機関に提出しなければいけないというものではなく、ただ、遊びほうけているのはもったいないので、何かしてしてほしい。英語をもっとブラッシュアップしてほしい。という理由なので、この一時間を英語の塾と考えると、ちょっと高い。

(なぜ、公開テストを、英語の塾と考えるのかは、話が長くなってしまうので、また次の機会に書こうと思います。)


それでは、TOEICの場合はどうかと費用をみてみると、一回の受験料が108ユーロ、学割で90ユーロ。
学割で日本円で、1万円弱といったところ。
うーん、2時間のテスト時間で1万円か〜。
決して安いわけではありません。

なんと、このTOEIC、日本で受験すると5565円。

日本で受験できる人がうらやましい。。。。
なぜ、フランスでは、こんなぼったくりな値段設定なのでしょうか。たらーっ(汗)


かといって、そのために、飛行機に乗って日本に帰るわけにはいかないので、日本受験はあきらめることにし、フランスで受験する場合は、1時間あたりの費用で考えると、TOEICのほうが若干お得となります。
(日本受験だと、TOEICのほうが断然割安ですね。)



そして、一番、大切な3番目の理由。
それは、問題のレベル&内容です。


TOEIC Bridgeでは、どんな問題がでるのか、単語のレベルは???
など、調べてみました。

その結果、初めての受験なら、TOEIC Bridgeも悪くない。
問題数も多くなく、息子にとって、ストレスはかなり少ない。

でも、すぐにTOEICに移行するのだったら、最初からTOEICを受けてみて、どんな感じなのか、試してみてもいいんじゃない。

問題の量の多さ、いちいち深く考えていたら時間がなくなるので、パッパッとこなしていかなければいけないことや、時間配分など、最初から肌で感じて、慣れていったほうがいいんじゃないかなと思ったのです。


でも、この結論は、あくまでも、息子に、海外経験があり、横文字(アルファベット)に慣れているということも考慮に入れているので、日本に住んでいて、学校の英語の授業以外、外国語を普段使うことの少ない中学生や高校生、もしくは、文法は習ってきたけれど、リスニングはちょっと自信がないという大学生や大人にとっては、いきなり問題数が多い、ストレスフルなTOEICにチャレンジするよりも、TOEIC Bridgeから徐々にブラッシュアップしていくのは、とても理にかなっていると思います。


その点について、TOEIC Bridgeの公式サイトに、たいへん詳しい解説がありますので、興味のある人は読んでみてください。

特に、公式データ・資料にある、PDFファイルは、中学校・高校の教科書、センター試験等で使用されている英単語と TOEIC Bridge で使用されている英単語の、重複の割合などについて、非常に丁寧にまとめられているので、たいへん参考になります。




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TOEIC Bridgeってどうよ?

フランス生活も、もうほぼ7年になる息子ですが、フランス語はともかく、やっぱり気になるのが英語です。

近い将来、日本で高校や大学に行くことになるかもしれないし、そんなときに、帰国子女として求められるのはやっぱり英語力。

フランスの現地校の英語の授業は、日本と同じで文法重視で、けっして使える英語を教えてくれるわけではありません。

そんなわけで、息子の英語をどうにかしたいと、あれこれ知恵を働かせてみたのですが、(イギリスでのサッカーキャンプとか、ブリティッシュカウンシルとか。。。)


そのときのエピソードはこちら
    ↓
イングランドのクラブチームへ

男の子って。。。


かなりの大金を費やしたのに、全然、効果なしと言い切る息子。。。
(お母さんは悲しいよ。。。もうやだ〜(悲しい顔)もうやだ〜(悲しい顔)


でも、息子の言葉を完全に信じているわけではありません。

効果があった。
英語に自信がついた。
国際交流になった。



などと言おうものなら、私に、次の長期休暇もどこかの国のドミトリーに送りこまれ、パリにいる日は、またまた英語の塾とかに入れられそうなので、

自分にはお金をかけても無駄だよん!
そんなお金があるんだったら、iPodタッチを買ってくれ。


ということを暗に訴えているだけとはいうのは見え見えなのです。


とりあえず、いやなことは、絶対しない超マイペースな息子を、あの手、この手で説得して、とりあえず、マンチェスター行きの飛行機に乗せ、パリにいる間も、朝から夕方までみっちり英語漬けのブリティッシュカウンシルのサマー集中コースに通わせたりしたのですが、


もうこの手は限界だなと思った次第です。

こんな風の親の意思や希望で、いやいやながらも何かをするって、今年の14歳の夏までですね。


ということで、息子に投資することはやめにしました。
もちろん、息子が行きたいとかやりたいとかなら、協力しますが、本人にその気がないと効果半減ですものね。


といっても、何もしないで、毎日、ゲーム&パソコンで遊んでいるのを見ると、イラっときてしまうので、定期的に英語のテストを受けてもらうことにしました。

学校英語ではなく、使える英語のテストです。


たぶんないと思いますが、英語圏の大学に行くことも視野に入れて、TOFLEを受けてみてはどうかしらと調べてみたら、受験料がやたら高くて、225ドル、しかも、ネットのデモをやってみたけれど、今の息子にはちょっとアカデミックすぎて無理そう。

テストセンターで1人1台コンピュータが割り当てられ、全セクションコンピュータ上で受験というのは、ネット世代の息子にはぴったり。キーボートを打つのはやたら早いので問題なしとみたが、問題なのは、所要時間。

4時間から4時間半もかかるテストを、最初に受けてしまったら、

めんどくさかった。
もう2度と受けない。


と言うに決まっている。


しかも、難しかったり、できない問題が多いと、すぐにやる気をなくしてしまうだろう。



ということで、いろいろ検索していたら、ヒットしたのが、TOEIC BridgeというTOEICの弟バージョンみたいなテスト。


サイトを詳しく見てみると、こんなふうに書いてある。

TOEIC BridgeはTOEICへの架け橋という意味を込めて、基礎的なコミュニケーション英語能力を評価するために開発された世界共通のテストです。

年齢層に関係なく、TOEICを受験される準備段階としてや、基礎的な英語能力を確かめたい方にご活用いただけます。

TOEICテストの企業、団体、大学などへの幅広い浸透により、大学・高校・中学校などの教育機関や学生・一般の方々から、TOEICよりも「易しくて」「日常的で身近な」「時間の短い」初級学習者向けのテストを求める声が急速に高まっております。
このようなニーズを受けて、スコア表示による評価方法、信頼性の高いモノサシ機能など、TOEICの特長を備えつつ初・中級レベルの英語能力測定に照準を合わせて設計されたテスト、それがTOEIC Bridgeです。



おおっ、なかなか良さそうじゃないですか。

TOEICについては、就職のときに有利とか、会社に入ってから会社命令で受験されられる場合もある、などと聞いていたので、まだ中学生の息子には、早いかなと思っていたのですが、このBridgeというのなら、いいかもしれません。

テスト時間と問題数はTOEICテストの半分で、問題はリスニング(25分間・50問)と、リーディング(35分間・50問)で、合計たったの1時間。

この程度なら、あった言う間に終わってしまいます。


受験しに来ている人も、きっと若い子が多いだろうし、モチベーションにつながるかなと思ったのでした。

そして、その後、さらにいろいろ調べて、結果的にTOEIC Bridgeではなくて、TOEICを受験することにしました。


その経緯については、また後日、記事にしたいと思います。



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RPGツクールVX+ツクールシリーズ素材集 和

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ゲーム大好きな我が家の中学3年生(海外在住なので、実はもう高校生なのですが、年齢は中3。)ですが、ゲーム時間を親に制限されていて、思うように遊ぶことができません。

そんな息子が、youtubeなどを見ていて、いろんな人が面白いゲームを作って、公開しているのを見て、ぜひ、自分も作ってみたいと思ったようです。

それで、クリスマスプレゼントの前払い?ということで、購入したのが、これ。

  バッド(下向き矢印)

RPGツクールVX+ツクールシリーズ素材集 和 [ダウンロード]



このソフトを使えば、初心者でも、ロールプレイングゲームが作れるらしいです。

といっても、ちょっとでもオリジナリティをだしたいと思ったら、ちょっとしたプログラミングの知識は必須とのことで、学校の勉強をそっちのけで、プログラミング言語について調べたりしています。

夜遅くまで、あーだ、こーだ、と言いながら、あれこれ試しているようです。


これからの時代、それがなんであっても、情熱を持って打ち込めることがあるのは、良いことだと思うので、応援したい気持ちはありますが、親としては、今は、学校の勉強に専念してもらいたいのが、本音のところです。

彼は、とても凝り性で、やりだしたらそればかりになる傾向があるので、もう少し、バランスよく、勉強と両立させてもらいたいものです。

でも、これって、親が安心したいだけで、子供にとっては、迷惑な話なのかもしれませんね。

この年になって、親がゲーム時間を制限したりするのも、本当は恥ずかしいことなんでしょうけど、小さい頃からのお約束なので、今でも、時間になったら、PSPを私に返してくれます。(もっと小さい頃はDSでした。)


海外在住なので、ダウンロード版を購入しました。
購入後、すぐに始められるので、とても便利です。




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フランスで思春期を迎えたら

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前回の記事→日本人の母親を恥と思う気持ちの補足です。


フランスには、たくさんの日仏カップルが暮らしていて、たくさんの日仏ミックスの子供たちもいます。

その子たちが、みんな、前回の記事の男の子のように、自分が100パーセントフランス人ではないことに違和感をおぼえているということではないと思います。

反対に、ママの故郷の日本が大好きで、自分の好きな日本の食べ物やカルチャー(アニメやゲーム、小さい女の子ならキティちゃんとか。。。)を自信を持って、お友達に紹介したり、自慢したりしている子もたくさんいます。

うちの息子も、このタイプで、小学校の時は、ポケモンが大流行りだったのですが、フランス人の子供たちの多くは、なぜかポケモンをメイド・イン・フランスと思い込んでいて、「これは、フランスのアニメだよん!」と言われて、愛国心が強い故に、悔しくて泣いていたことがあります。

そんな感じで、小さい頃からいろいろあるにはあるのですが、小学校高学年あたりまでは、みんな子供なのでたいしたトラブルもなく、全体的に和気あいあいと過ごせていたように思えます。


しかし、学年が上がるにつれ、特に思春期の入口、コレージュに上がる年齢になってくると、同じような趣味・志向の仲間たちがグループを作り始め、着ている服や履いているスニーカーのブランド、全体の着こなし、そして普段聴いている音楽の趣味などが、同じような感覚の子たちが集まるようになります。

(この傾向は、日本の中学校でも同じだと思うのですが、日本は制服があるのでまた違うのかもしれませんね。)


また、家庭環境も重要になってきます。

フランスは、バカンスがとても長いので、しかも、その間、日本のように学校のクラブ活動やプール開き、ラジオ体操などのアクティビティがあるわけではないので、全て親がオーガナイズすることになります。

そこで、大切になってくるのが子供(親)の友人関係なのです。

たとえば、7月前半の2週間は、我が家の別荘におたくのお子さんも連れて行くから、後半はそちらのおばあちゃんちにうちの子も連れて行ってくれないかしら。。。

という風に、長い休みを乗り切るために、親同士で相談して、子供を預け合ったりします。


これが、日本人家庭だったりすると、フランスに別荘なんてないし、おばあちゃんちまでよその子を招待するには、費用がかかり過ぎたりします。


そんな風に、フランス人家庭の子供は、家族ぐるみで、どんどん仲良くなって、学校でも、同じファッション、同じ趣向のグループができて、その中に入れない子供は、なんとなく孤立化していく傾向にあるように思えます。


ここまで書いて、思ったのですが、この傾向は、フランス全体というわけではなく、パリ、およびパリ近郊のブルジョア地域といわれている場所特有のものといえるかもしれません。

私は、パリ以外の都市に住んだことがないので、田舎の事情はわからないのですが。。。またパリの中でも、移民の多いといわれる地域では、また事情は違ってくるのかもしれません。


とまたまた、前置きが長くなってしまいましたが、前回の記事の男の子の場合、お父さんがエリートで、バカンスにはお友達とパパの持っている別荘で過ごし、もちろん、そのお友達の家庭からも別荘に招待されて。。。という風に、全くのフランス人の子供として育ってきました。

また、同じような日仏ハーフの子供たちと出会える日本語補習校には通っていませんでした。

なので、彼にとっての世界は、主にフランスだけであり、日本人として注目されてあれこれ質問されるのもいやになってきたのだと思います。

お友達もフランス人だけ、彼女もフランス人で、日本との接点がお母さんだけになってしまっているようです。

ただ、ここで重要なことは、それで、彼はとても幸せだということです。

そんな風にどっぷりとフランス人社会の中で育ってきたので、日本とのカルチャーギャップに悩まされることもありません。

フランス語の成績(フランス語だけでなく全ての教科)も良く、家庭で2ヶ国語で育ったというハンデは全くありません。


日本人の親としては、海外にいても、できるだけ日本の文化に触れされてあげたい、日本語をある程度までは使えるように応援したいと、子供を思う故に、ついがんばってしまいますが、2つの国、文化をメンタル面で行き来するのは、大人が思っているよりも子供にとって負担である場合もあるということを考慮にいれて、特に思春期以降は本人の意思・希望を尊重して見守っていくしかないのかなと思います。


前回の記事では、「日本人の母親を恥と思う気持ち」というちょっとセンセーショナルなタイトルをつけてしまいましたが、実際は、思春期特有の照れもあり、自分の家だけちょっと違うっていうのが、一時的に恥ずかしくて感じてしまう時期なのだと思います。


私の息子も、パリのメトロで、私が日本語で話しかけると、なぜか恥ずかしいようで、他人のふりをするので、フランス語で話しかけてみると、「よけい格好悪いからやめてくれ。」と冷たく言ってわざとちょっと離れた席に座ったりしてます。(泣)


でも、家の中では、よく自分のしたい話はよくするし、いまだに私の後をついて歩いてベラベラしゃべっていたりします。人目が気になる年頃なんでしょうね。


そんな感じですので、ミックスのお子さんを持つお母さんたちは、あまり心配なさらないでくださいね。日本に住んでいて、日本人の子供を育てていても、ティーンエイジャーの気持ちは移ろいやすく、親ははらはらドキドキのようですよ。


Petits enfants, petits soucis, grands enfants, grands soucis.
(子供が小さい時は、小さい心配、大きくなったら大きな心配。)

といいますが、これは、世界共通のようです。





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日本人の母親を恥と思う気持ち

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今回は、少しデリケートなお話を。


日仏ハーフの男の子、素直な良い子で、小学校の頃から成績優秀。

性格も穏やかで、友達も多い、典型的な優等生タイプ。

お母さんは日本人で、フランス語堪能。

発音も、日本人の私からすると完璧に聞こえる。



でも。。。。




その子は、小学校の高学年あたりから、日本人のお母さんを、フランス語をしゃべれない人とみなして、学校での出来事など、フランス人のお父さんにしか話さなくなったそうです。



実際には、そのお母さんのフランス語力はかなりのもので、フランスの会社でばりばり仕事ができるくらいでもあります。




フランスで生まれたその子は、当然、自宅にいるとき以外は、フランス人の中で暮らしています。

ここで、いろんな国籍の子供たちが集まっている、英語で教育を受けるインターナショナルスクールや、フランス語と英語を半々(正確には半々ではないが。)で授業を受けるバイリンガルスクールなどに通っていると、また話は違ってくるのでしょうが、フランスの現地校、しかも、移民の少ないちょっと(かなり)スノッブな地域の現地校に幼稚園から通い続けた場合、フランス人以外の親を持つ子供のパーセンテージはかなり低くなります。


いても、イタリア人のママだったり、イギリス人のパパだったり、外見的にはその他大勢のフランス人の子供たちと同じに見えるので、フランス語さえ堪能ならば、特に注目されることもありません。



アジア人の血が入っていると、フランス人から見たら確実に中国人に見えるので、特に小学生の頃は、日本も中国もひとくくりになっている子供たちが多いということもあり、顔を合わすたびに目をつりあげる仕草をしたり、「シントック」(←中国人に対する蔑称)と言われたりすることは日常茶飯事です。


(我が子も、小学校時代は、よく言われていました。
本人は、最初、意味がわからず、言っているフランス人の子供もいじわるのつもりがなくても、みんなが言っているから言ってみたいという場合もあると思うので、さほど気にせず過ごしていた記憶があります。)


ただ、こういった傾向は、地域によってかなり違うと思います。中国人が多く住んでいるチャイナ・タウンなどの公立小学校なら、アジア人がいっぱいで、誰もそんないじわるをしないだろうし、19区で小学校を過ごした友人の娘さんは、「クラスは、ほとんど黒人とアラブ人で、フランス人のほうが少なかった、差別されたことはなかったよ。」と言っています。




前置きが長くなってしまいましたが、先にあげた日仏ハーフの男の子。

幼稚園から高校まで、ずっとスノッブな地域の有名校(一貫校ではないので、節目、節目に学校は変わっています。)に通っているのですが、小さい頃から日本人だということで注目されることが多かったためか、日本人と思われるがすごくいやになってしまったそうです。


そして、お母さんが日本人であることを隠したいと思うまでになっているそうです。




彼の場合、小さい頃からアジア人として注目されがちだったので、他のみんなと同化したいという気持ちが強くなり、思春期になって、小学校のときからなんとなく感じていた、なんで、自分はみんなと違うんだろうという悩みが表にでてきたのだと思います。


この時期(思春期の始まるコレージュ入学時あたり)に、国際セクションやアジアセクションのある学校に移った場合、まわりにも、自分と同じようなハーフの子供が少なからず存在し、インターナショナルスクールだとあらゆる肌の色も子供たちが混合し、アジア系、アラブ系、黒人の子たちがいるので、自分が日本人であることを自然に受け止めることができるのだろうけれど、小学校から中学校、そして高校までずっとフランス人だけの現地校で過ごした場合、自分だけがみんなと違うというのを、自然に受け止めるのが難しくなるのかもしれません。





<続き(補足)はこちらです。>
      ⤵
フランスで思春期を迎えたら






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外国語と母国語

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外国に住んで、その国に学校に通っているので、当り前なのですが、息子は、昼間、学校で、彼にとっては外国語だけの世界で暮らしています。

それがストレスなのか、家に帰ると、すぐにパソコンに向かって、youtubeなどで、日本のお笑い番組や、おもしろ動画みたいなものを探して、ずっと見ています。

もう少し、小さい頃は、パソコンを自由に触らせなかったので、日本語のマンガ、少年小説などを読みまくっていました。

外国に住んで、現地の学校に通いはじめると、日本語よりその国に言葉、学校で使う言葉が強くなるということをよく耳にしますが、子供たちの置かれた環境は、それぞれ違うので、ケース・バイ・ケースのようです。

日本で生まれて、日本で1年生になった息子にとって、フランス語は何年暮らしても、何年勉強しても、外国語です。

ここ数年、そのことに気づいてからは、きちんと日本語で物事を考え、筋道をたてて説明できるのなら、フランス語でも英語でもできるようになるという考えで接するようにしてきました。

もちろん、それまでも、母国語をおろそかにしてきたわけではありませんが、学校の勉強についていくためにかなりのエネルギーをフランス語に注いできたことは否定できません。

昔は、日本語の本やマンガを隠したりしたこともあるのですが、そこまでしなくてもよかったなと今になって思います。

ただ、息子は、読むことが好きなので、好きな本を隠されて見つからないときは、別の本を手にとって読んでいたので、彼にとって日本語を読むことは、楽しみであり、ストレス解消だったのだなと思います。

大事なテスト前に、だらだらとネットサーフィンしている後姿を見ると、だいじょうぶなのかなって心配になりますが、彼の見てるものを一緒に見てみると、それはそれで、いろいろな表現や言い回しなど、日本人として知っておいてほしいものもたくさん出てくるので、少しは大目にみようと思っています。







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映画は何語で見る? ②

 先日、お友達とトランスフォーマー3を観に行ってから、家でも、以前にもらった前々作のトランスファーマー1のDVDを、何度も観ている息子クン。

(うちの息子クン、とてもはまりやすい性格で、一度気に入ると、映画でも本でも、繰り返し、何度も何度も、観たり読んだりします。音楽もです。)


 このDVD、イギリス人の私の友人からのプレゼントで、海賊版なのかもしれませんが、英語ヴァージョンで、字幕もついていないので、英語字幕で文字を追うこともできないので、必然的に、ヒヤリング力がつくようなような気がします。


 私が、英語で映画を観るときは、ついつい字幕があると字幕の英語を読んでしまって、聞きとれたような気分になってしまうので、私の場合、字幕をつけるのは、どうしても聞き取れないときに、ちょっと字幕をみて確認してみようって感じで使うのがいいのかもしれません。


 息子の場合、英語を学校で学び始まるまでは、たとえ字幕があってもなくても、どちらにしても字幕を読めないので、わかっていてもわかっていなくても、画面のイメージの動きでだいたい想像しながら、ストーリーを追っていたように思います。
(息子は、生まれて3歳くらいまでは、ディズニー映画などは、英語で観ていました。その他、普段から、アメリカやイギリスのアニメや子供番組を、ほとんど毎日楽しんでいました。その頃は日本に住んでいましたが、息子は我が家のテレビは、英語しかしゃべれないと思っていたそうです。)


 今は、学校で英語を習っているし、字幕があるとやっぱり読んでしまうそうです。そして、やっぱり英語字幕であっても、ないよりはあったほうがよくわかるそうです。


 といっても、今、家にあるのは字幕なしの英語版なので、選択の余地がないので、英語ヴァージョン・字幕なしで同じDVDを何度も何度も観ています。(このへんの集中力には驚きです。私は、同じストーリーをこんなに何度も観る根性も時間もないです。)


 そして、今回、その続編のトランスフォーマー2のDVDをもらったので、今朝からずっと、それを見続けています。


 今回のいただいたDVDは、フランス語吹き替え版で、これも字幕なし。


 息子に、前回の英語版と今回のフランス語版、どっちが楽にわかる?と聞いてみました。(息子14歳。フランスの学校にもう7年も通っているので、フランス語のほうが楽だって、答えはわかっているのですが。。。)


 息子曰く、英語にフランス語字幕がついていたら同じくらいだけど、英語だけで聞くんだったら、フランス語版字幕なしのほうがずっと楽だとのことです。(当たり前ですよね。英語は彼にとって完全に外国語です。)


 ついでに、じゃあ、日本語だったらどう?と聞いてみたら、こう答えてくれました。


 アメリカの英語を観るんだったら、英語ヴァージョン(オリジナル)で、日本語字幕が理想だそう。アメリカの俳優が、日本語をしゃべる吹き替え版は、なんだか変な感じがして気が進まない。・・・だそうです。




 結論として、アメリカやイギリスの映画を観る場合、

①英語(日本語字幕付き)

②英語(フランス語字幕付き)

③フランス語(字幕はあってもなくても同じ)

④英語(英語字幕付き)

⑤英語(字幕なし)

の順番で観るのが理想だそうです。




 以前少しこちらの記事で書きましたが、

   バッド(下向き矢印)

幼児期の英語教育について



幼児期からの英語教育には賛否両論がありますが、あまりミラクルな結果を期待しないのなら、日本語以外の言語に抵抗がなくなるということに関しては、とても効果があると思うので、バイリンガル教育をがんばっているお母さんたちが、いろいろな方法で楽しみながら英語教育をされているのは、とても良いことだ思います。


 母国語が確立する前に、多言語で育てることに関して、心配する向きもあるようですが、国語の能力は、バイリンガル教育をしたからとか、小さい時から英語を教えたからというような問題ではなく、本人の資質・家庭環境・教育環境など、いろいろな要素がからみあって決まっていくもののように思えます。




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映画は何語で見る?

 先日、息子がフランス人のお友達と一緒にトランスファーマー3を映画館に観に行ってきました。

息子は、映画は吹き替えではなくて、オリジナル・ヴァージョン(英語)で見たいのだけど、お友達はフランス語吹き替えでみたいということで、フランス語で見ることになりました。

もちろん、息子も英語よりフランス語のほうが、ずっと楽に理解できるのですが、フランス語字幕もつくし、どっちでも同じくらい楽しめるそうです。
(といっても、一番楽なのは、日本語だそうです。)


ところで、一般的にフランスでは、テレビの海外ドラマでも海外ニュースでも、フランス語字幕付きで英語で見れる場合はほとんどなくて、全てフランス語吹き替えになっているので、フランス人は基本的に字幕を読むのに慣れてないのか、映画も吹き替え版を好む傾向があるように感じます。この傾向って大人になってからも続いているような印象がありますが、その点、日本はかなり前から2ヶ国語放送に力をいれていて、ボタンひとつで英語方法に切り替えられるので、便利だったなと思う次第です。


それに、日本では、トム・クルーズや、ジュリア・ロバーツが日本語をしゃべってるよりも、英語をしゃべってるほうか、なんだか普通に感じるし、映画を観てるって気になりますよね。

フランス人は、彼らがフランス語をしゃべっても、変に感じないのかな?
同じ西洋人だから、抵抗がないのかもしれませんね。




数年前、イギリス人の友人から、英語版だけで字幕なしのDVDをもらったのが、息子とトランスフォーマーとの出会い。英語が全部わからなくても、アクションものなので、おおいに楽しめました。



でも、もっと細かいストーリーを追うには、やっぱり日本語・英語の音声・字幕を選べる日本版DVDがほしいところです。

こちらは、第一作目。

トランスフォーマー [Blu-ray]



二作目はこちら。

トランスフォーマー/リベンジ [Blu-ray]





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幼児期の英語教育について

 生まれて3年間ほどは、家のテレビは英語しかしゃべらないと信じていた我が家の息子クン。

 幼児期からの英語教育には賛否両論があるけれど、日本語以外の言語に抵抗がなくなるということに関しては、とても効果があると思うので、あまりミラクルな結果を期待せずに、楽しく英語で遊んだり、ディズニー映画を英語で見たりというのは、しても良いように思う。(そう思う理由については、また後日。)

 我が家の場合は、私がアメリカ企業の日本法人で働いていたこともあり、プロフェッショナルな世界での英語の必要性を常に感じていたので、息子が生まれる前から英語でも子育てすることを考えていた。

 小さい頃からインターナショナル・スクールのプレスクールに入れることも考えたけれども、常に締め切りに追われ、残業も多い仕事だったので、延長保育のある保育園を探すことが先決で、我が子をインターに入れて、ネイティブ発音の英語でお友達と遊んでいる姿を見たいという夢は憧れで終わり、お家で英語教育をはじめたのでした。


 その成果?なのか、


 息子が1歳のとき、初めて発した単語は、

「Bird」

 ベビーカーに乗りながら、スズメを指差して、ネイティブ発音で

「バァードゥ」

という息子に感動していたあの頃。(親バカです。ハイ。)

ハワイ帰りのママ友に勧められて購入した「ディズニーの英語システム」の成果がでたのだわ。

などと、喜んでいたのも束の間、
延長保育中の保育園にお迎えに行った残業帰りの私が見たのは、

暗くなった空を窓から眺めながら、息子がうれしそうに、

「MOON」

と叫んで、当時の保育園の先生に、

「あら、キレイなお月さまね。」

と優しく訂正されているところなのでした。


 そんなこんなで、保育園では、しっかりと日本の童謡を歌い、日本の昔話を読み聞かせしてもらっていた息子クン。

 おかげさまで、彼の日本語のベースは保育園時代の5年間でしっかりとしたものになったと思います。


 英語のほうは、その後、土曜日だけのインターに入れてみたり、いろいろしてみましたが。。。

 それについては、また後日、記事にしていきたいと思っています。



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バイリンガルへの道


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 8歳のときから、フランス暮らしをしている我が家の息子クン。日本の学校には、小学校の2年生の3学期の途中までしかいなかったので、日本での学校教育は、2年弱しか受けていないことになる。

 フランスでは、すでに5年以上、現地の学校に通っている。コレージュ(中学)には、もう3年もいた。フランスの中学校は4年間なので、あと1年でリセ(高校)だ。

 しかし、しかしである。うちの息子クンは、フランス語より日本語が大好きなのである。

 日本に住んでいた頃は、バイリンガルになるなんて、簡単だとは思っていなかったけれど、子どものことだし、まだ小さいし、脳もやわらかく、吸収性も良さそうだし、と楽観的に考えていたのだけど、それは、その子の個性や周りの環境によって、かなり違った結果になるらしい。

 我が家の場合、学校では、フランス語オンリー。家庭では、日本語オンリーの生活。 

 一見、バランスが良いように思えるけれど、フランスは、バカンスが長いので、バカンス中にフランス人と触れ合う生活をしない限り、学期中に習ったフランス語も、遠い記憶の彼方へと消えてしまうのだ。

 ましてや、長い夏休みを日本で過ごした暁には、完全に日本人になりきって帰ってくる。(フランスの夏休みは、まるまる2カ月もあるのです。)

 憧れの日本。

 バカンスの時だけ過ごす、学校のない日本。

 テストもない。

 宿題もない。

 ごはんは美味しい。ラーメン おにぎり

 楽しいのは当たり前なのだ。

 でも、もうすぐ、新学期。日本が素晴らしいぴかぴか(新しい)のは良くわかったから、また次の帰省を楽しみに、しっかり勉強しておくれ。

 そして、大好きな日本のために、将来役立てるように、今、ここフランスでの生活を楽しもうよ。


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日本語? フランス語?

 私は、息子クンにフランス語の本を読んでほしい。

 なぜなら、家庭での言語が日本語オンリーなので、フランスの現地校についていくのがたいへんだからだ。

 なぜたいへんかというと、絶対的なボキャブラリーの量が、フランス人家庭の子どもたちに比べて少ない。

 そして、いろいろなフランス語の表現に触れる機会があまりない。

 なので、家では、できるだけ、フランス語のテレビを見たり、ラジオを聞いたり、本や雑誌を読んだりしてほしいのだ。

 しかし、息子クン、日本語が大好きなのである。

 彼は、その年齢の日本に住んでいる子どもに比べても、本好きなほうだと思う。

 前回、紹介したはやみねかおるの他にも、アレックス・シアラーなどの翻訳本も、買って部屋においておくと、勝手に読んでいる。

 ポケモンとドラえもんのマンガから始まった、息子クンの読書歴だか、今では、それらの懐かしの子ども時代の本(マンガ)を、もうブックオフに売っていいよと言っている。

(実際のところは、その売ったお金をためて、2010年12月に発売されるモンスターハンター3というゲームを買いたいのが本音のようだが、今のところ、それを買うことを許可するつもりはない。)

 そして、新たに買いたいのが、はやみねかおるの推理小説なのだ。

 彼は、いったん何かに惚れ込むとそればかりに夢中になる傾向がある。

 遊びでも、ベイブレードに夢中だったころは、当時、東京に住んでいたのだが、なんとスタジアムを担いで、バカンス先のパリに来ていた。

 まあ、私も、息子クンの気を引くために、「ベイブレードのヨーロッパ大会に出場するから」とかなんとか、いいかげんなことを行って彼の気を引いていたのだ。

 しかし、小さい頃は良かった。

 学校の勉強もそれほど難しくなかったし、ゆっくりやっていけば、いつか本人も成長して自分なりでがんばってくれるだろうと、それほど心配はしていなかった。

 もうすぐ彼も14歳。

 自分で納得しないと何もやり始めない年頃だ。

 もう赤ちゃんじゃないのだから、私こそが子離れしなければ。

 フランス語の本を読んでほしいけれど、彼自身がその気にならなければ、どんなに親が勧めてもあまり意味はない。

 好きな女の子でもできて、ちょっといいところを見せたいとか、そういうふうになってくれたらなぁ。


<関連記事>
子どもがはまる小説家「はやみねかおる」

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