日本人同士で外国語で会話することについて



長くなってきた外国暮らし。

気の会う日本人の友人と、日本語であれやこれやと語らうのは、気楽でほっとするひとときです。

でも、そこに、ひとりでも、日本語がわからない人がいると、当然、みんなの共通言語での会話になります。



ゆうべ、なんでも話せる仲の良い友人(日本人)が、家に遊びにきてくれた。
我が家には、日本語が全く理解できないフランス人が約1名いるので、当然、会話はフランス語になる。

ちぇっ、めんどくさいな。
フランス人、ちょっと、別の部屋にでも行ってくれないかな。

と思ったりしないでもないのだか、

日本人同士で、フランス語を話すのって、意外とすごく勉強になるということに気づいた。


よく外国語会話の練習は、ネイティブスピーカーでないとというが、普通にネイティブと会話できるようになってからは、日本人の話す英語やフランス語を聞くと、自分が普段使わない表現とか、言い回しを学べて、とても参考になる。

また、彼女が言いたいことが、すごくわかるので、助け舟も出しやすい。

反対に私の言いたいことを、彼女が補完して言ってくれたりするのでありがたい。


だいたい、私たちがフランス人に言いたいことって、だいたい同じようなことが多いので、そうだ、そうだ、よくぞ言ってくれたと、応戦もしやすい。



いつもは、どこに行っても、誰といても、フランス人の中に私ひとり日本人ということがほとんどなので、こんなふうに、日本人が複数いると、こっちも強気でいられるのだ。



また、フランス語での表現力を身につけたいならば、日本の小説のフランス語翻訳を読むのも、フランス人作家の本に比べて、すいすい理解できてお勧めです。


自分が知っている日本の地名、文化、生活が、フランス語翻訳されているので、こういうときはこう訳せばいいのね、こういう言い方をすれば伝わるのね、と、新たな発見がいっぱいです。




村上春樹さんの小説は、フランスでも大人気。

日本語で既に読んだことのあるものからチャレンジしてみてはどうでしょうか。




1Q84, Livre 1



1Q84, Livre 2




La ballade de l'impossible








バイリンガル教育の方法―12歳までに親と教師ができること

バイリンガルとは?/子どもの母語の発達と年齢/バイリンガル教育の理論/家庭で育てるバイリンガル/イマージョン方式のバイリンガル教育/アメリカのバイリンガル教育/海外子女とバイリンガル教育/日系人子女とバイリンガル教育/バイリンガルと文化の習得/バイリンガル教育への疑問/バイリンガル教育の外国語教育への貢献

本書は、日本でバイリンガルを育てるために必要だと思われる基本的な概念と実践例をまとめたものである。一貫してバイリンガルの問題を個々の子どものことばの発達を中心に、語学教師の立場から扱い、幼児、小学生、中学の初めまで、つまりバイリンガルの形成期の家庭と教育機関の在り方の問題に絞った。

日本の国内に住みながら、子どもをバイリンガルに育てるためには、家庭・学校・社会が適切な言語環境をつくる必要がある。バイリンガル教育の先進地カナダでの研究を基に、その概念と実践例を解説。1998年刊の増補改訂版。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
中島/和子
1936年東京都出身。国際基督教大学言語科でB.A.(言語学)、M.A.(英語教育・日本語教育)、トロント大学東アジア学科でPHIL.M.(日本語学)を取得。現在トロント大学東アジア学科准教授、New College Fellow、カナダ日本語教育振興会名誉会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(以上、アマゾンの紹介文より)




この記事へのコメント

  • はづき

    バイリンガルって、なんなんだろうって、最近思っています。
    知り合いの知り合いで日本人の奥さん(ご主人も日本人)が、子供をどうしても英語のバイリンガルにするんだと頑張っています。それ自体はよいとも悪いとも思わないのですが、バイリンガル教育の前に教えることがあるんじゃない?って思うことがあって・・・。
    例えば、その奥さんは、子供が挨拶をしなくても何も言わないんです。大人のほうから子供に向かって「こんにちは、〇〇ちゃん」と言っても、子供も親も知らん顔。モノをもらっても無言。その一方で、日本人である母親が子供に英語で話しかけたり、英語の歌を歌わせたりして、そちらには随分熱心なんです。
    その親子も私も欧州の英語圏でない国に住んでいるのですが、「ここの言葉はどうでもいいの、将来役に立つかわかんないんだから、それよりとにかく英語」という感じで。
    だからなのか、親は日本人以外とはほとんど交流がないようです。
    最近は、英語のバイリンガル・クラスのある小学校かインターナショナル・スクールに転校させたいと言って、それでこの国に住んで四半世紀の知り合いに相談しているらしいのですが、知り合いの家に来て、帰るとき、「○○(子供の名前)、ほら、もう帰るんだからカバン持ってきて!早くしないと××さん(共通の知人)にカバン盗られちゃうよ!」と言ったとか。
    知人もそれには頭にきたけれど、ご主人同士が同じ会社に勤めているので無下に冷たくもできないと言っていました。
    また、この奥さん、子供が幼稚園の時、他のお子さんや親御さんのいる前で子供の友達や先生を非難するとか、平気でやったらしいんです(もちろん、英語で)。それで周囲に問題視されて、転園騒ぎにまでなって、間にご主人の会社で日本語の話せる人が入ったらしいです。
    英語を話せるのはいいけど、使うところと使い方が違うと私は思ってしまうのですが。そういうふうに使うために子供にも英語を教えたいのでしょうかね。もしそうなら、百害あって一利なしと思ってしまうのですけれども。言葉はコミュニケーションの手段なのだから、周りの人をきちんと尊重できることがまず大事なのでは?と思うのですけれど・・・。
    もちろん、英語のバイリンガルを育てたい親御さんが皆こうだとは思いません。この人に限っての話です。
    ただ、英語以外の言葉は覚えなくていい、あるいは英語のほうを第一に離せるようになってほしいという傾向は他の親御さんにもあるようには思います。
    記事と直接関係ありませんが、バイリンガルについて最近思ったことを書かせていただきました。すみません。
    2013年02月01日 09:19
  • ミカリュス・ブルガリス

    はづき様

    コメントありがとうございます。

    その方の行動や発言は、外国語教育をお子さんにされているからというわけではなく、その方自身のキャラクターによるもののような気がします。

    はずき様が書かれているように、英語のバイリンガルを育てたいと思われている親御さんが、皆そうではありませんものね。

    ちなみに私の周りでは、きちんとした外国語を話される方は、親子ともに、日本語の使い方や振る舞いも丁寧な方が多いような気がします。

    2013年04月01日 23:30

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