帰国生のための学校選び - 我が家の場合 part3

日本の高校でのびっくり仰天、でも楽しくておかしい日々は、こちらのブログで書いています。
      ⤵
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ルカリュスの日本逆留学日記 目次3




前回の記事『帰国生のための学校選び - 我が家の場合 part2』では、

2番目の『長い海外生活で、考え方も勉強の仕方も、日本で育った子供とは違っている帰国生を、日本の教育に緩やかにソフトランディングさせてあげようというという学校。多くは、文部科学省が「帰国生徒受け入れ校」として設立した学校であり、海外子女教育振興財団から、帰国子女受け入れを主たる目的として設置された高等学校としてA1群指定を受けていることが多いです。』というタイプの学校へ見学へ行った時の感想を書きました。


今回は、その他の学校について、感じたことを書こうと思います。
あくまでも、私の主観ですので、学校のレベルや優劣とは全く関係はありません。


当時、調べた帰国子女受け入れ校を5つのグループに分けてみたのが、こちらの記事になりますので、まだご覧になっていない方はこちらからお読みくださいませ。

この中の3番目の

『帰国枠、若干名という、普通の高校なのですが、帰国生の枠もあります、という学校もあり、試験も3教科とか5教科など、普通に科目受験をするところがほとんでです。』

というタイプの高校は、実家から近い評判の良い公立高校にも、そのタイプの帰国枠があったのですが、前回述べたような理由で、最初から除外しました。


4番目のインターナショナルスクールと併設されているタイプの学校には、私も一緒に見学に行ってきました。

その学校は、施設面や英語教育の面では申し分がなく、日本の学校というより、インターナショナルスクールに近い雰囲気でした。

校内放送も、英語と日本語が入り交じり、併設のインターの外国人生徒と合同の授業もかなりあるようで、英語、日本語両方で、高い学力が求められているように感じました。

また高校1年生から、単位制度が導入されており、時間割も選択した授業によって、生徒毎に違い、お昼休みも11時、12時、1時と、3つの時間帯に分かれており、取っている授業によって、ランチを食べる時間も日によってまちまちだということでした。

一人一人に生徒が、オリジナルな時間割となるので、普通の高校のクラス単位での活動のようなものは普通の高校と比べてかなり少なく、どちらかというと、大学生に近いような学校生活になるのではないかと感じました。

長期滞在の英語圏からの帰国、もしくはインターナショナルスクール出身で、日本らしい高校生活にこだわらないのであれば、非常に魅力的な学校だと思いました。





最後に5番目のインターナショナルスクールですが、体験授業に親子で参加してみました。
私たちが見学したのは、日本に住む外国人のためのスクールではなくて、日本人のお子さんを英語環境で教育するために設立された学校でした。
(若干名ですが、外国人のお子さんも入学されています。)

体験授業は、ネイティブのアメリカ人の先生の授業で、たいへん楽しく授業を受けることができましたが、英語の聞き取りが完全でない参加者もいたためか、英会話学校の授業のようで、アカデミック感に欠けるような気がしました。

授業で使う教科書(アメリカ現地校の教科書と同じもの)を見せてもらいましたが、理科(化学・物理)の教科書がかなり簡単だったので、疑問に思って質問してみると、高校レベルの理科の教科書は難しいので、中学レベルのものを使ってるとのことでした。

もしかしたら、それは最初だけで、レベルに応じて年齢相応の教材を使うようになるとは思いますが、これでは、英語は多少聞き取れるようになり喋りも流暢になるかもしれませんが、肝心の学力の方は、年齢相応に発達しないのではないかと感じました。

先生のお話や資料によると、卒業生は英語力を活かして有名大学へも進学しているとのことでしたが、中学レベルの理科の教科書を見た時点で、私の心は決まっていました。

日本の大学は私立文系であれば、化学も物理も勉強しなくても、入学試験を受けることができるので、それでもいいと考える人もいるでしょうし、毎日英語で授業を受けることによって、英語力は格段に伸びるでしょう。

しかし、私が求めていたのは、母国語できちんとした高校レベルの学力をつけ、さらにそれを英語やフランス語でも表現できるというのが理想だったので、英語で実際の学年相当のことが理解できないから、学年を落として簡単な内容の勉強をするというスタンスは、小学生レベルならまだしも、大学受験を控えたこの年齢ではどうなのだろうと疑問に感じました。



<続きです。>

帰国生のための学校選び - 我が家の場合 part4





こちらは、海外子女教育振興財団発行の帰国受験のバイブルです。


帰国子女のための学校便覧 2014―小学校から大学までの入学・編入学ガイド


他にも、こんな本も出版されています。


海外・帰国生のためのスクールガイドBiblos〈2014年度版〉


出版社 / 著者からの内容紹介
海外から帰国して希望する日本国内の小学校・中学校・高等学校・大学を目指す海外・帰国生のための進学資料集。資料はBiblos編集部独自の学校へのアンケートを中心に、学校が公表している最新のデータに基づいて、編集部が各対象別にまとめたもの。
(アマゾンの紹介文より)




<これまでの記事>

日本の教育に戻るタイミング

ゆとり教育と中学受験

小学校5年生で中学生に

超えられない壁 - フランス現地校生活

アウェイで戦うということ

そして帰国受験へ

日本の学校はどこにする?

帰国生のための学校選び

帰国生のための学校選び - 我が家の場合

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帰国生のための学校選び - 我が家の場合 part 2

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ルカリュスの日本逆留学日記 目次1

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前回の記事『帰国生のための学校選び - 我が家の場合』で、帰国生を受け入れている5種類の学校について書きました。

前回は、その中の1番目の学校についての私の印象をお話しました。
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『帰国生の持っている経験や語学力を、学校自体のバリューを上げるのに利用したい。英語ができる生徒を集めて、偏差値を上げたいし、国内の有名大学合格者や海外の大学にチャレンジするなど、一般生のモデルになってほしい。そしてもちろん帰国生が海外の学校で培った能力をもっと伸ばせるような授業の工夫や資格試験の推奨など、帰国生にとってもさらに飛躍できる環境を整えてくれている学校。』





今回は、2番目に挙げた以下のタイプの学校について感じたことを書こうと思います。
      ⤵
『長い海外生活で、考え方も勉強の仕方も、日本で育った子供とは違っている帰国生を、日本の教育に緩やかにソフトランディングさせてあげようというという学校。多くは、文部科学省が「帰国生徒受け入れ校」として設立した学校であり、海外子女教育振興財団から、帰国子女受け入れを主たる目的として設置された高等学校としてA1群指定を受けていることが多いです。』



ここで書くことは、全て私個人の感想で、息子のバックグラウンド、性格などを鑑みて、合う、合わないを判断していますので、学校そのものの価値について述べているわけではありませんので、ご理解くださいませ。

また、住んでいる地域によって、もっと多くの選択肢があったり、もしくは選択肢があまりなかったりもするので、単なる1例として読み進めていただければと思います。






さて、この2番目のタイプの学校ですが、こちらは、私も学校見学についていくことができました。




初めての日本の学校訪問で、とても緊張していた私ですが、担当の先生のお話を聞くについて、息子にはこんな学校が合っているのではないかと思いました。


1番目の学校が、持っている資格や、これから取得してもらい資格についてなどについての話や、その学校がどれほどグローバル化に力を入れているかという話が中心だったのに対して、この2番目の学校は、どれだけ、この学校が楽しいか、どんなにこの学校の生徒が生き生きしているか、そして学校内にいじめがないこと、生徒にプレッシャーを与えずに生徒の自主性と重んじ、勉強は強制ではなく、やる子はやるしやらない子はやらない、全ては自己責任、自由は与えるけど、結果は自分で受け入れるという教育をしているとのことでした。

また、日本の教育にありがちな暗記教育に偏るのではなく、生徒同士、時には先生も混じってディベートしながら、問題解決の方法を学んでいく生徒主体の授業も取り入れており、この学校の生徒たちは、大学を卒業した後の就職活動も、比較的有利に進められる場合が多いという話でした。

大学卒業後の就職が良いという点については、この学校の自由闊達な雰囲気や自主性を重んじる教育方針により、生徒一人一人が主体的に自分で考えて行動するようになることから、ある程度、早い時期から将来についても考えるようになるのではないかと思えました。

また、帰国子女受け入れを主たる目的として設置された高等学校としてA1群指定を受けていることからも、アメリカなどの現地校出身者が多く、語学(特に英語)が卓越してできる生徒が多いので、大学卒業後の就職率が良いのは、その関係もあると思われます。



他に感じたことは、学校訪問の際、多くの生徒とすれ違う機会があったのですが、どの生徒も、表情が豊かで目がキラキラ輝いていたことです。

授業の雰囲気も、廊下から、見せていただきましたが、皆がリラックスして授業を受けている姿がとても印象的でした。

(こちらに関しても、先生と学年やクラスによって、多少の違いはあると思います。)




<次回に続きます。>

帰国生のための学校選び - 我が家の場合 part3




こちらは、海外子女教育振興財団発行の帰国受験のバイブルです。


帰国子女のための学校便覧 2014―小学校から大学までの入学・編入学ガイド


他にも、こんな本も出版されています。


海外・帰国生のためのスクールガイドBiblos〈2014年度版〉


出版社 / 著者からの内容紹介
海外から帰国して希望する日本国内の小学校・中学校・高等学校・大学を目指す海外・帰国生のための進学資料集。資料はBiblos編集部独自の学校へのアンケートを中心に、学校が公表している最新のデータに基づいて、編集部が各対象別にまとめたもの。
(アマゾンの紹介文より)




<これまでの記事>

日本の教育に戻るタイミング

ゆとり教育と中学受験

小学校5年生で中学生に

超えられない壁 - フランス現地校生活

アウェイで戦うということ

そして帰国受験へ

日本の学校はどこにする?

帰国生のための学校選び

帰国生のための学校選び - 我が家の場合






Madame Bovary - ボヴァリー夫人

先日、ふと立ち寄った図書館で、ふと手に取ったのがこの本。



Madame Bovary (Folio (Gallimard))




Madame Bovary
フローベールのボヴァリー夫人。


若い頃は、といっても高校生くらいまでのことですが、フランス文学が好きで、背伸びしていたのか、有名どころはあれやこれやと読んでいました。

経験不足のあの頃に、深い感情の機微まで理解していたかどうかは別ですが。

大学の仏文に進んでからは、なぜか全く興味がなくなり、もっと大人になるにつれて、実用書しか読まなくなりました。

フランスに住みはじめてからも、クラシック作品は苦手で、大学付属の語学学校の授業で、スタンダールのパルムの僧院なんかを読まされると、蕁麻疹が出そうなくらいいやだったのを憶えています。



彼の『赤と黒』を何度も読み返していた、文学少女な私はどこに行ってしまったのでしょうか。



あまりに装飾語ばっかりのフランス文学を読むのが面倒で、さっさとフランス語総合コースはやめて、ビジネスフランス語のコースをとることにしたら、こっちは、Les Echos『レ・ゼコー』などの経済誌の切り抜きを使った授業で、事象をありのままに解説している記事は、馴染みのない宗教用語や感情表現がちりばめられている「パルムの僧院」よりずっと簡単に思えたし、なんといっても実生活に役立つフランス語を覚えることができて、頭も良くなったような気がしたものでした。(気がしただけです。すみません。)



それから10年近くが経ち、相変わらず、読む物は、街角やメトロに置いてある無料ジャーナルか、興味がある特集の経済誌、小説風なものは、さらっと読める軽めの最近の現代小説のみ。あとは現地校に通っている息子の学校の教科書(これは、好きでよく読みました。特に『歴史・地理(Histoire-Géo)の教科書は面白かった。)


クラシックなフランス文学は、手に取ってみることはあるけれど、ずっと読む気がしなくて、これも息子の学校で課題図書として出されたのを、ちょっとつまんでみる程度でした。





しかし、先日、図書館で、『Madame Bovary』を手に取って眺めていたとき、司書のマダムに、

『それはいいわよ、美しい小説よ。絶対読むべきよ。』と声をかけられ、なんとなく流れで借りて帰ることになってしまいました。


期限は3週間。


ちょっとした隙間時間に読もうとしているけれど、遅々として進まない。
ダメだ。
こういうのは、どっぷりとその世界に浸りながら読まないと、物語に入り込めない。




3週間でどこまで読めるわからないけれど、時間を見つけてなんとか読んでみたい。
ブログを書いている時間があったら、本を読もう。


ああ、でも、洗濯物も干さないと。


息子が、数学教えてって、スカイプで話しかけてくるし。


どっぷりと19世紀のフランス文学に浸る時間はなさそうだから、やっぱり細切れ時間に、ちょこっとずつでも読んでみます。
















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バイリンガルというけれど



息子がフランスに住んでいた頃は、現地校で日本人の友人がいなくても、日本語の心配はあまりしていませんでした。

日本の学校で習う学習内容は、日本から取り寄せている通信教育で、小学校で習う内容は、なんとなくわかっているようでしたし、耳年増?なのか、話す内容も年齢と共にそれなりに成長しているようでした。

こちらで中学生になってからは、学校の宿題やテスト勉強もあるので、日本の教材は付録の冊子を読むくらいで、問題集にじっくりと取り組むことができなくなりました。

それでも日本語の補習校に通わなかったのは、まずはしっかりと当時の学習言語のフランス語を身につけてほしかったからと、補習校がある水曜日や土曜日は、どちらもサッカーの練習日だったので、時間的に難しかったということもあります。

今から思えば、補習校に通うことで、日本人のお友達にも出会え、日本語のボキャブラリーが増える相乗効果で、フランス語にも役立ったかもしれません。

また、本人自身のアイデンティティの確立のためにも、母国の学校の勉強を、ひとりぼっちでやるのではなく、同じ目的を持った他の子供たちと一緒に、母国の文化や言語に触れあうということには大きな意義があったのではないかと思います。



今は日本の高校生となり、フランス語に触れる機会が全くなりなりましたが、この春から週に1回だけフランス語学校に通っています。

補習校代わりといってはなんですが、フランス人の先生の授業を受けられるのは、ありがたいことです。

2年のブランクがありますが、この2年間で日本語のボキャブラリー(時事用語など)が増えたと思われるので、フランス語との相乗効果を期待したいと思っています。


バイリンガルといっても、日常会話ができるレベルなのか、どちらの言語でも高等教育を受けることができるのかなど、目標は人それぞれ。


いずれにせよ、語学は使わないと錆びるのも早いので、フランス語の補習校?に通う決心をしたのは、大正解だと思います。




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クリクリのいた夏





1999年のフランス映画『クリクリのいた夏』を観ました。

原題は『Les enfants du Marais(沼地の子供たち)』。

クリクリという名の女の子が、すごく可愛かった。

それぞれの人生を生きている沼地に住む人たちと、それを取り巻く人たちに起こる日常のあれこれ。

春の陽射しに輝く自然豊かな沼地の生活。

美しい映像を観るだけでも、心が洗われるような気分になれます。

観終わった後、心がふと温かくなっているのを感じました。













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