パリ郊外・街角の小さな公園にて

パリの西郊外の普通の住宅街。

子供たちが学校や幼稚園に行っている平日の午前中は、とっても静かです。


IMG_5646.jpg




フランスの公園の遊具は、どこもこんな感じで、カラフルでかわいいです。


IMG_5648.jpg




小さい子供用の遊び場は、遊具の周りの地面が、柔らかく加工されていて、多少転んでも痛くないようになっています。





フランス語を勉強中の方へ
ミカリュスとグランヌヌスの日常生活を日仏対訳付きで絵日記にしました。
フランスの普通の暮らし、おいしいもの、フランス現地校生活、日本逆留学体験など、軽いタッチで書いています。
      バッド(下向き矢印)
ミカリュス・ブルガリスのフランス語恋愛絵日記





学習言語と日常言語

前回、『バイリンガルはモノリンガルより記憶力が良く、問題解決能力も高い』という記事について書きましたが、


この記事によると、「言語を常にスイッチすることは、頭の筋肉を鍛え、実行能力を高める」そうなのですが、

日常生活の時と場合で、言語を切り替えるのは、スポーツと同じように、瞬発力の訓練というか、頭の筋肉を鍛えることにつながるのは、確かになるほどと思うのですが、


これが、学齢期の子供の場合の学習言語の切り替えの場合はどうでしょうか。


個人的には、よっぽどのことがない限り、子供の学習言語を数年毎に変えたりしないほうがいいのではないかと思うようになってきました。


特にはっきりとした理由があるわけではないのですが、外国暮らしで現地で長く教育を受けていた場合、日本の学校に行くのは、大学生くらいになってからでもいいのではないかなと漠然と思うのです。


もちろん、その場合は、中学や高校のように、幅広い教科を日本語で学ぶ機会は失うことになりますが。


我が家の場合は、本人の希望もあり、高校からの学習言語の切り替えに至ったのですが、言語のスイッチという問題だけでなく、基本的な学校生活のルールなど学ぶべきことが多々あり、苦労は本人が想像していた以上ですが、日本人になる(戻る?)という意味では、良い選択だったと思います。


しかりマイナス面も全くないわけではなく、どちらの言語の運用能力も中途半端なセミリンガルになるリスクがないわけではありません。


ただこのことに関しては、本人のモチベーションと努力次第で、克服可能であり、反対に学習言語と日常言語のどちらも、運用できる能力を身につける可能性もあり得るとも言えます。




また、日本で住んでいて、お子さんをバイリンガル(言語だけではなく、グローバルな感性を身につけてほしいとか、いろいろな意味で)に育てたいと思っている場合、いろいろな条件(予算や家庭環境)が許せば、親子留学や子供単身留学などを考えている家庭が増えてきているようですが、海外の学校で学んでいる間は、ある意味では、母国語で学ぶ機会を失う期間であるということにも注意しなければならないと思うのです。

もちろん補習校や通信教育や家庭で、ある程度のフォローはできますが、やはり学校生活時間を含めた学習時間の多くが、母国語でない言語での教育となるので、その点はあらかじめ覚悟しておいたほうがいいかもしれません。

アメリカやヨーロッパの多くの国が、算数や数学の授業やテストで、計算機を使うことが認められているので、自力での計算力の低下も危惧しなければなりません。



日本以外の国の教育システムにどっぷりつかるということは、日常会話などがスムーズにできるようになったり、外国語でテレビや映画が字幕なしで観れたり、外国語の本がすらすら読めたり、便利なことも多々ありますが、母国語でない言語で学んだ部分に関しては、知識や理解の深さに注意をすることが必要ではないでしょうか。


子供だから、吸収力があるからと言いますが、子供だからこそ、語学力の不足を補うだけの知識や想像力が、大人ほど十分ではないことに気を配ったほうがいいのではないかと思う今日この頃です。





バイリンガル教育の方法―12歳までに親と教師ができること

バイリンガルとは?/子どもの母語の発達と年齢/バイリンガル教育の理論/家庭で育てるバイリンガル/イマージョン方式のバイリンガル教育/アメリカのバイリンガル教育/海外子女とバイリンガル教育/日系人子女とバイリンガル教育/バイリンガルと文化の習得/バイリンガル教育への疑問/バイリンガル教育の外国語教育への貢献

本書は、日本でバイリンガルを育てるために必要だと思われる基本的な概念と実践例をまとめたものである。一貫してバイリンガルの問題を個々の子どものことばの発達を中心に、語学教師の立場から扱い、幼児、小学生、中学の初めまで、つまりバイリンガルの形成期の家庭と教育機関の在り方の問題に絞った。

日本の国内に住みながら、子どもをバイリンガルに育てるためには、家庭・学校・社会が適切な言語環境をつくる必要がある。バイリンガル教育の先進地カナダでの研究を基に、その概念と実践例を解説。1998年刊の増補改訂版。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
中島/和子
1936年東京都出身。国際基督教大学言語科でB.A.(言語学)、M.A.(英語教育・日本語教育)、トロント大学東アジア学科でPHIL.M.(日本語学)を取得。現在トロント大学東アジア学科准教授、New College Fellow、カナダ日本語教育振興会名誉会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(以上、アマゾンの紹介文より)







フランス語を勉強中の方へ
ミカリュスとグランヌヌスの日常生活を日仏対訳付きで絵日記にしました。
フランスの普通の暮らし、おいしいもの、フランス現地校生活、日本逆留学体験など、軽いタッチで書いています。
      バッド(下向き矢印)
ミカリュス・ブルガリスのフランス語恋愛絵日記